ハナマルキ代表取締役社長 花岡俊夫氏-65周年記念誌インタビュー②

──当面の経営方針について

まずは、縮小する国内マーケットに対応していきます。みその出荷量は減少傾向だけに、今後は付加価値のある商品開発が必要になってきます。即席みそ汁に関しては、需要が伸びていますから、価格を含め、消費者ニーズに対応し、マーケットでシェアを拡大していけるように努力していきたい。

みそ以外の商品では、液体塩こうじと製菓原料の販売量が増えてきていますので、これを早く売上の1割にもっていくことを目標にしています。

──将来的な経営戦略について

みそ以外の商品である液体塩こうじや製菓原料といった、将来的に収入の柱になり得る商品を育てていくことに力を注いでいきます。中でも液体塩こうじは、商品の潜在能力の高さも影響して、会社全体の雰囲気が高まっています。液体塩こうじは、小売店売場での回転も良く、また、業務用でもさまざま外食店に浸透しつつあります。(詳細は本紙にて)