三倉産業・27年産クロップツアー、地場に根差した徹底したこだわりを武器に

三倉産業(宮城県仙台市)はこのほど、27年産大豆のクロップツアーを開始し、青森・岩手・宮城の農場視察のほか、大豆加工品メーカーや大豆卸とJA・生産者との意見交換会や、生産者からの作柄状況報告を各地で行った。同社のクロップツアーは一昨年から行っており、今年で3回目となる。

9月16日には東北、関東、関西地方の豆腐、納豆、みそ、湯葉、麹メーカー、本紙記者などが参加し、JA仙台を訪問した。開催にあたり三倉産業の浅利直営業部長(写真上右側奥)は「クロップツアーは3回目の開催になる。おかげさまで認知度も向上している。クロップツアーは東日本大震災後から行っている。東北では震災を境に他地域からの市場参入が見られるようになり、その中で差別化の必要性が芽生えてきた。クロップツアーの取り組みの柱は、情報戦略だ。情報戦略をバックアップしていくので、うまく利用していただきたい。今後も継続して取り組んでいきたい」とあいさつした。(詳細は本紙にて)