おとうふ工房いしかわ、第4工場を7月に稼働、24時間稼働からの脱却図る
おとうふ工房いしかわは17日、愛知県高浜市の本社至近に建設した、第4工場(写真上)に取引先などを招き、内覧会を行った。
7月11日の稼働を予定しており、投資額約8億5,000万円。地上2階建て、延床面積は約2,400㎡で、絹・木綿豆腐、生揚げ、豆腐麺の生産を行う。生産能力は絹豆腐、木綿豆腐が1時間当たり2,400丁となり、現状(絹は1,000丁、木綿は900丁)と比べ、大幅に増産体制を整える。また生揚げも同2,400枚の生産能力となる。
石川伸社長は第4工場について「17年前に第1工場を建設して、無休で稼働してきた。休みが無く、修繕が行えなかった。昨年からは夏期の繁忙期には24時間体制で稼働してきた。従業員が疲れ果てているのを見るのが辛かった。第4工場が稼働すれば、一直体制が組め、人間らしい生活ができる。女性に優しい環境作りを進めている。第4工場は機械メーカーに、重たい物を持たない、楽な仕事ができる、無理な姿勢で働かない、暑くなく寒くない工場になるように要望し、機械が高くなっても効率化できるような設計にした。『面白いことをやっている会社』と、社員が言える会社にしたい」と述べた。(詳細は本紙にて)