改めてパンに塗る用途提案、業務用は機能性の評価高まる-マーガリン特集
日本マーガリン工業会の発表によると、家庭用マーガリンの16年1月~10月の生産量は92.2%と減少している。朝食シーンでのマーガリン離れや、昨夏のトランス脂肪酸を巡る報道の影響を受け、スーパーの売場は縮小したままだ。主要各社では改めてパンにマーガリンを塗る用途訴求を強めているほか、調理利用も訴えている。
業務用マーガリン市場は、家庭用とは対照的に、16年1月~10月の生産量は102.7%と増加している。マーガリンの機能性や作業性などが評価され採用が継続しているようだ。ユーザーの最終商品を意識した設計、レシピ提案を行い、市場の活性化を図っている。(詳細は本紙にて)