改めてパンに塗る用途提案、業務用は機能性の評価高まる-マーガリン特集出荷・生産ともに増加傾向、健康志向、和食ブームが後押し-16年みそ業界
16年のみそ業界は、全国味噌工業協同組合連合会(全味)がまとめた生産量・出荷量の集計によると、1月~9月の出荷量は、前年を下回ったのが7月と9月だけとなり、累計では前年比1.1%増となっている。こうした増加傾向は昨年から見られており、国内人口が減少する中で、みその健康機能性や、和食ブームの影響で、需要を上手く喚起できている。
一方、生産量も、1月~9月の累計で、前年比1.1%増となっており、前年を下回ったのは4月、7月、8月のみとなっている。従来よりも特売の頻度が減っていることから、減産への懸念が高まっていたが、9月までは増産で推移している。(詳細は本紙にて)