「10月はポークトーバー!」米国生まれの食の祭典“Porktober Fest”東京・大阪でレストランフェア、アメリカンポークを提供/USMEF

「Porktober Fest(ポークトーバーフェス)」2022年キービジュアル
「Porktober Fest(ポークトーバーフェス)」2022年キービジュアル

米国食肉輸出連合会(USMEF)は、2022年秋のアメリカンポークの施策の一環として、9月から10月末にかけて、米国生まれの食の祭典「Porktober Fest(ポークトーバーフェス)」キャンペーンを実施する。

2021年10月に日本に初上陸し、テレビの情報番組でも大きく取り上げられるなど話題を呼んだイベント。2年目となる今年は企画内容を大きくグレードアップ。10月1日からスタートするレストランフェアでは、東京と大阪のレストラン計20店舗でアメリカンポークを使用したオリジナルメニューが提供される。各地の野外イベントにも出展し、アメリカンポークの新メニュー「豚から(とんから)」やロースステーキ、プルドポークなどを提供する予定だ。「10月はポークトーバー!」を合言葉に、日本市場での季節催事としての定着を目指し、アメリカンポークの新たなビジネス機会を創出していく。

「Porktober Fest」レストランフェア実施概要
「Porktober Fest」レストランフェア実施概要

ポークトーバーは、「ポーク」と「オクトーバー」を組み合わせた造語。アメリカンポークの主要生産地である米国中西部では、豚肉をはじめその地域の農産物の豊かな実りを祝い、感謝を込めて料理を楽しむ習慣がある。USMEFは、昨年9月から10月にかけて“アメリカンポークをまるごと楽しむ祭典”として「ポークトーバーフェス」イベントを日本で初めて開催し、東京都内でのPOP-UPレストラン展開やオリジナルメニューの提供、インスタグラムプレゼントキャンペーン、キャンプ場でのサンプリングなどを実施した。

2年目となる2022年はキービジュアルを一新して企画内容をさらに拡大し、9月から10月にかけて
◆キャンペーンサイトの開設&プロモーションムービーの放映
◆レストランフェアの展開
◆各種野外イベントへの協賛・出展
――を実施する。

キャンペーンサイトでは、ポークトーバーフェスの趣旨を説明するとともに、「アメリカ生まれの食の祭典ポークトーバーフェス」と題したオリジナルムービーを放映。さらに、ポークトーバーのおススメメニューとして「王様ポーク(ボンレスポーククラウンロースト」「プルドポークバーガー」「ローストポーク」「トマホークステーキ」「ベイビーバックリブ」をレシピと合わせて紹介し、アメリカンポークの購買を喚起していく。

レストランフェアは、今年は東京(品川プリンスホテル)と大阪(グランフロント大阪)の2カ所で実施する。10月1日から31日まで、品川プリンスホテルでは施設内のレストラン7店舗、グランフロント大阪では同13店舗で、各店のシェフが考案したアメリカンポークを使用したオリジナルレシピが販売される。それぞれ館内サイネージやチラシ、案内ボードなどを通じてフェアを告知し、各店舗への来店を促していく。さらにここ以外でもレストランフェアを全国約30店舗で実施する。また、フェアの一環として9月から東京、大阪、静岡で開催される野外イベントに協賛し、ポークトーバーを告知するとともに、USMEFが新たに提案するアメリカンポークの「豚から」の試食を提供する。

第1弾として、東京都港区の都立芝公園で開かれた「芝公園オクトーバーフェスト2022in 御成門駅前」(9月2日~11日)では、特設ブースを設け、ビールに合うメニューとして、「天使の豚からvs.悪魔の豚から」のテーマで、豚ロースのうす切りを使った「レモンペッパー薄切り唐揚げ(天使の豚から)と厚切りロースの「コチュマヨ豚唐揚げ(悪魔の豚から)」の2種類の「豚から」を提供した。10日間で8,500食を提供し、ピーク時には30分足らずで試食がなくなるなど人気を博した。

USMEFの加藤悟司マーケティングディレクターは、「今回、新メニューの『豚から』が一般の方に受け入れられるか反応を見る目的もあったが、多くの方から柔らかくて美味しい、ビールによく合うといった評価をいただき、大いに手応えを感じた」とコメントしている。

今後、大阪市鶴見区で開かれる「アウトドアデイジャパン 大阪2022」(9月24日~25日)では「天使の塩レモンポークステーキ」と「悪魔のプルドボーク」を提供する。その後も、静岡県富士宮市で開かれる「GOOUT CAMP ふもとっぱら」(10月1日~2日)、東京都江東区で開かれる「TOKYO OUTDOOR MARKET2022」(10月22日~23日)にも出展し、それぞれ「天使の豚からvs.悪魔の豚から」をテーマにサンプリングを行う予定だ。

このほか、8月下旬から11月末までの3カ月間、JR東日本「葛西臨海公園駅」の商業エリアにフードトラックを展開し、ポークトーバーの告知とともにアメリカンポークを使ったプルドポーク・ハンバーガーやスパムむすびなどのメニュー、アメリカンポークのオリジナルグッズを販売している。さらにサントリーとのタイアップで、「サントリーパーフェクトビール」の6缶パックにパッケージ広告を掲載、ビールとの相性が良い食材としてアメリカンポークを広くアピールする計画だ。

USMEFでは、大幅にグレードアップした2年目の「ポークトーバーフェス」を通じて、ハロウィンのように秋の社会的催事としての定着を目指すとともに、アメリカンポークを楽しむ機会の拡大を図っていく。

〈畜産日報 2022年9月28日付〉

◆USMEF公式サイト「ポークトーバーフェス」特集

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