ココイチ再度の値上げ、ポークカレー・ビーフカレー・ハッシュドビーフなどプラス44円、一部トッピング5~20円、サラダ10円など/CoCo壱番屋2022年12月1日価格改定
壱番屋が展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)は12月1日、ベースのカレーソースと一部トッピングなどを値上げする。
10月5日に発表したもの。CoCo壱番屋の値上げは6月に続く年内2回目。
【6月実施】ココイチ値上げ、カレーソース各33円、肉類トッピング11~22円、メニュー追加でライス250g・350gと“トッピング半分量”登場も/カレーハウスCoCo壱番屋
〈ベースカレーの値上げ幅は44円/CoCo壱番屋2022年12月1日価格改定〉
ベースカレー等(ライス300g)の値上げ幅は44円(平均7.4%)。
「ポークカレー」「甘口ポークカレー」は東京都・神奈川県・大阪府で現行価格547円から新価格591円に、その他の地域では現行価格526円から新価格570円になる(以下、税込価格。一部店舗では価格が異なる場合がある)。
「ビーフカレー」「ハッシュドビーフ」は674円から718円に、「ココイチベジカレー」は563円から607円に、「低糖質カレー」は638円から682円になる(全国共通)。
〈トッピングは58種中42種で5~20円の値上げ/CoCo壱番屋2022年12月1日価格改定〉
トッピングメニューは既存58種中42種を対象に、平均5.4%(5~20円)値上げする。主なメニューでは、「フィッシュフライ」「たっぷりあさり」「イカ」「ほうれん草」「ハンバーグ」「ソーセージ」は各プラス10円、「フライドチキン5個」はプラス11円、「チキンにこみ」はプラス12円、 「やさい」「豚しゃぶ」はプラス19円、「チーズ」「チキンカツ」「パリパリチキン」「ロースカツ」「手仕込とんかつ」「手仕込ヒレカツ」は各プラス20円など。
サイドメニューはサラダ各種を10円値上げ。セットドリンク価格は150円に統一する。また、テイクアウト商品価格は店内価格へ、宅配商品価格を配達代行価格へそれぞれ統一する。
レトルトカレーや冷凍カレーソース、ドレッシングなどの店頭販売商品は、既存商品27品中の23品で平均7.6%(10~44円)の値上げとなる。
「お子さまカレー(ドリンク付き)」「ニコニコジュニアカレー」など子ども向け商品の店内価格は据え置き。「ニコニコジュニアカレー」はドリンク付きに変更する。
壱番屋は今回の値上げ理由について、昨今の各種原材料や、人件費、光熱費等の高騰に加え、急激な為替変動の影響等により極めて厳しいコスト環境が続いており、今後も同様の状況が続くことが見込まれる中、コスト削減の努力を継続してきたが「自社の企業努力で吸収できる水準を超えている」と述べ、商品や接客サービスの品質を維持・向上させるため、“やむを得ず”価格改定するとしている。