南海電鉄 コンビニ「アンスリー」「nasco+」セブンイレブンFC店舗に転換へ 1号店は2022年12月オープン

セブン-イレブン・ジャパンと南海電気鉄道、南海フードシステムの3社は、南海フードシステムが運営するコンビニエンスストアのフランチャイズ化に関する業務提携契約を締結した。

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南海フードシステムが運営するコンビニエンスストアを、セブン-イレブンのフランチャイズ店舗(FC店舗)に転換し、さらなる利用客の利便性向上を図る。該当店舗は「nasco+(ナスコプリュス)」「アンスリー」全18店舗。業務提携契約は9月28日に締結しており、第1号店は2022年12月オープン予定。

「nasco+」は南海グループの駅売店「NASCO(ナスコ)」から生まれたウォークイン形売店で、なんば駅と関西空港に店舗を構えている。

「アンスリー」は阪神・京阪・南海の鉄道3社が1997年から共同で発足した“駅ナカコンビニエンスストア”で、「京阪(KEIHAN)」「南海(NANKAI)」「阪神(HANSHIN)」の3社に共通する「AN(アン)」の文字から名付けられた。

阪神運営の「アンスリー」店舗については2009年の段階で阪急・阪神経営統合に伴い事業移管・業態転換されており、2022年10月現在、「アンスリー」は南海フードシステムが南海電鉄沿線、京阪ザ・ストアが京阪電車沿線を中心に展開している。

京阪ザ・ストアが運営する「アンスリー」32店舗(2021年12月時点)については、2022年度～2023年度の2年間で、19店舗を小型食品スーパー「もより市」に業態転換し、残る店舗を賃貸店舗などに転換する予定となっている。

南海が運営する店舗の業態転換が終了することで、「アンスリー」ブランドの店舗はなくなる見通し。

今回の業務提携の目的について、セブン-イレブン・ジャパン、南海電気鉄道、南海フードシステムの発表では以下の通り説明している。

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〈業務提携の目的/南海電気鉄道、南海フードシステム、セブン-イレブン・ジャパン発表〉

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