ローソンストア100「玉子焼弁当」発売、ごはんに玉子焼き8個で税別200円、超シンプル“だけ弁当”シリーズ第6弾
「ローソンストア100」は11月16日、おかずが“玉子焼きだけ”で税別200円(税込216円)の“だけ弁当”、「玉子焼弁当」を発売する。
【“だけ弁当”第5弾】ローソンストア100“だけ弁当”「チキンナゲット弁当」発売、税別200円の超シンプル弁当、ご飯のおかずに“アリか?ナシか?”のシリーズ第5弾
“だけ弁当”は、「弁当の定番だが主役になれないおかず」を主役に据えるというコンセプトで、あえて1種類におかずを絞った超シンプルな弁当シリーズ。「ローソンストア100」が“税別100円均一”の生鮮コンビニということもあり、麺類や惣菜、サラダなどとの組み合わせ購入で1食500円のワンコインで収まる価格に設定している。
2021年6月に登場した第1弾商品“おかずがウインナーだけ”の「ウインナー弁当」は、2022年10月末時点で約140万食を販売。2021年11月に登場した第2弾「ミートボール弁当」は約71万食、2022年3月に登場した第3弾「のり磯辺揚弁当」は約38万食、2022年6月に登場した第4弾「白身フライ弁当」は約20万食、2022年8月に登場した第5弾「チキンナゲット弁当」は約8万食を販売している。第1弾から第5弾までの各“だけ弁当”は、現在も販売を継続中だ。
【第4弾】ローソンストア100、税別200円“だけ弁当”「白身フライ弁当」発売、“タルタルソースたっぷり”ウインナー・ミートボール・磯辺揚に続く第4弾
今回登場する第6弾「玉子焼弁当」は、第5弾までに引き続き、林弘昭次世代事業本部・統括マネジャーが発案。「お弁当の人気のおかずで必ず上位に入り、嫌いな人もほぼいないはずなのに、脇役になることがほとんど」な玉子焼きを、メインのおかずに選択した。
「玉子焼弁当」では、8個の玉子焼きを、ご飯が隠れるほど所狭しと並べた。ご飯は120g、メインの玉子焼きは138gと、玉子焼きの方が少し多めに入っている。
【第3弾】ローソンストア100 税別200円“だけ弁当”「のり磯辺揚弁当」発売、ウインナー・ミートボールに続く第3弾
商品のポイントは、「東西で玉子焼きの味付けが違う」こと。ローソンストア100は関東・中部・関西に展開しているため、味付けをどちらに合わせるかが社内でも議論となったという。関東では江戸前ずしの文化から酢飯に合う「甘い玉子焼き」が好まれる一方、関西では京料理の文化から出汁が重視されるため「出汁巻き」が好まれ、「玉子焼き=甘くない」印象が強い。そのため、ベースの玉子焼きは「だし巻き」として、関東では「甘め」の味付けに、中部・関西では「ほんのり甘め」に仕上げている。エリアによって味付けを変えるのは、“だけ弁当”シリーズでは初の試みだ。
商品には、「だし醤油」を別添している。林氏はオススメの食べ方として、「はじめはそのままで『だし巻き玉子』本来の味わいを楽しんでいただき、後半は『だし醤油』をかけて味の調節を!ご飯との相性も抜群で、飽きることなくお召し上がりいただけます」と紹介している。
【第2弾】ローソンストア100「ミートボール弁当」発売、話題のウインナー弁当に続く第2弾、税込216円“おかずはミートボールだけ”
〈玉子焼きのために弁当工場を変更、弁当箱はシリーズ初の四角形に〉
林氏とともに“だけ弁当”の開発に携わっている山田克則商品本部ユニットマネジャーによると、第5弾までの“だけ弁当”を製造していた関東の工場には、玉子焼きをつくることができる機械・ラインがなかったという。市販の弁当に入っている玉子焼きは冷凍のものが多いが、今回の“だけ弁当”は玉子焼きを主役とするため、冷凍を使用せず、玉子焼き機のある工場を探す必要があった。そのため、玉子焼き機のある工場と調整をつけて、商品化が実現したという。
【第1弾】ローソンストア100「ウインナー弁当」発売、“おかずがウインナーだけ”で話題の弁当
また、今回の「玉子焼弁当」は、第5弾までの楕円形容器ではなく、四角形の容器に入れている。当初は、これまでと同じ形の弁当箱に盛り付けることも考えたがうまく入らず、ご飯の横に入れるよりもご飯の上に乗せた方が見た目的にもインパクトが出ることもあり、四角形の弁当箱に決定した。四角い容器は既存の弁当の容器を使用しているため、余分なコストはかかっていないという。