亀屋万年堂“ホームラン王”王貞治選手カード付き「ナボナ」販売、12月18日は“ナボナの日”
12月18日は「ナボナの日」。東京・自由が丘発祥の和洋菓子店「亀屋万年堂」の創業日で、同社が定めた記念日だ。
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亀屋万年堂の創業は1938年(昭和13年)。看板商品「ナボナ」発売は1963年(昭和38年)。亀屋万年堂の創業者で、元々は和菓子職人だった引地末治氏がヨーロッパに旅行した際、現地の菓子文化に触れ、感銘を受けたことがきっかけで生まれたロングセラー商品だ。
名称の由来はイタリア・ローマの「ナヴォーナ広場」。和菓子の親しみやすさと洋菓子の食感をミックスしたお菓子で、軽い歯触りのソフトカステラに、チーズクリームやママレードジャムなどをはさんでいる。
亀屋万年堂では、「ナボナ」が50年以上にわたるロングヒットになったターニングポイントとして、当時読売ジャイアンツでホームラン王として大人気だった王貞治選手が出演するテレビCMを挙げる。「ナボナはお菓子のホームラン王です」というキャッチーな一言が話題になり、『ナボナ』の名は一気に広がった。
当初はチーズクリームとママレードジャムの2種類のみだったナボナも、現在では数多くの味をラインナップに加え、時代ごとに求められる味わい・食感を追求しながら進化を遂げている。
一方で、「亀屋万年堂のナボナは、お菓子のホームラン王です」と“背番号1”の巨人軍ユニフォームを着た王貞治選手が語る、懐かしい「ナボナ」初期CMは今でも公式サイトなどで公開されている。
それだけではなく、亀屋万年堂は2022年の「ナボナの日」に向け、直販店舗28店舗で「“王貞治氏オリジナルカード付”ナボナ6個入」(税込1026円、特典の300円割引券付き)を販売している。各種「ナボナ」に、王貞治氏のオリジナルカード2種類のうち1枚がランダムで付く商品だ。カードのデザインはもちろん、現役時代の「巨人軍 王貞治選手」の姿を使用している。販売期間は12月18日“ナボナの日”当日まで。
「ナボナ」発売から59年を迎えた2022年も変わらず、「ナボナはお菓子のホームラン王」で、亀屋万年堂の「巨人軍・王貞治選手」は現役だ。