ネスレ日本「ネスカフェ」「ミロ」など値上げ、「キットカット ミニ」大袋は13枚入→12枚入に、2023年3月1日から
ネスレ日本は12月8日、一部製品の値上げと内容量変更について発表した。
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2023年3月1日納品分から、コーヒーのスティックやカプセル商品など飲料製品88品、「キットカット ミニ」箱タイプなど菓子製品24品、「マギー ブイヨン」など調味料6品を対象に価格改定を実施する。また、「キットカット ミニ」大袋タイプなど菓子8品を対象に内容量変更を行う。
メーカー希望小売価格(税込)ベースでの価格改定の上昇幅は飲料製品で約10~25%、菓子製品で約9~13%、調味料製品で約7~10%。
コーヒーでは、「ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー」(10P)は、現行価格の税込272円から税込302円となる。「ネスカフェ エクセラ ふわラテ」(26P)は、税込544 円から税込654 円になる。値上げは2022年9月以来。
「ネスカフェ ドルチェ グスト 専用カプセルリッチブレンド」(16P)は、現行価格の税込1077円から税込1185円となる。値上げは2022年1月以来。
「ネスレ ミロ オリジナル」(240g)は、税込410円から税込478円となり、2012年3月の発売以来、初の値上げ。
菓子では、箱入りタイプの「キットカット ミニ」(3枚)が税込108円から税込118円となり、2011年3月以来の値上げとなる。
調味料は、「マギー ブイヨン 袋入り」(20個入り)が税込253円から税込278円になり、2019年10月以来の値上げとなる。
内容量変更は、菓子の大袋商品で行う。「キットカット ミニ」は13枚入りを12枚入りにし、「キットカット ミニ オトナの甘さ」は12枚入りを11枚入りに、「キットカット ミニ 全粒粉ビスケットin」は11枚入りを10枚入りにする。
ネスレ日本によると、原料価格の高止まりに加えて円安の進行が続き、日頃からコスト削減に取り組み、対応してきたが、企業努力で吸収することが困難な状況になったことから、今回の価格改定や内容量変更を決めたという。