北米ナンバーワンシェアの植物性チーズ“デイヤ”日本初上陸、「2foods」渋谷ロフト店に「焼きチーズカレー」
TWO社が運営するプラントベースフード(植物由来食品)のブランド「2foods」(トゥーフーズ)は1月10日、渋谷ロフト店限定で、「デイヤ×2foods 焼きチーズカレー」の提供を開始した。
北米のプラントベースチーズ市場でナンバーワンで、カナダ生まれの植物性チーズブランド「デイヤ」とのコラボ企画「Unexpected Experience」で提供するコラボメニュー。販売期間は3月9日まで。価格はイートインで1,210円。
「デイヤ×2foods 焼きチーズカレー」は、「デイヤ」こだわりの植物性チーズを、15種類のオリジナルブレンドのスパイスが溶け込んだ2foodsのコク旨オリジナルカレーにたっぷりと乗せて焼き上げたメニュー。植物性チーズは、モッツァレラタイプとチェダータイプの2種を使用し、とろっとした食感と濃厚な風味が楽しめる。カレーには、パン粉、ほうれん草、コーンを加え、味や食感のアクセントにしている。
1月11日に同店で行われた試食会において、TWO社で今回のコラボメニュー開発に関わった齋田佳秀さんは次のように話す。「2種類の植物性チーズをたっぷり使い、深みのある味わいを出せた自信作だ。開発期間は3カ月間。とろっとしたチーズの食感も楽しんでいただきたい」。
コラボ企画「Unexpected Experience」の開催を記念し、Instagramの「デイヤ」公式アカウント(@daiya_jp)では、フォローキャンペーンを開催している。公式アカウントをフォローして2foods渋谷ロフト店のレジで関連投稿の画面を提示すると、コラボメニューが300円引きとなる。
なお、「デイヤ」は、カナダのバンクーバーで2008年に設立されたデイヤフーズ社が開発から製造販売までを行うプラントベース食品のブランド。デイヤフーズ社は、大塚製薬が2017年に全株式を取得し、大塚グループの一員となっている。
今回のコラボメニューは、「デイヤ」の日本でのテスト展開であり、業務用製品の「モッツァレラスタイルシュレッド」と「チェダースタイルシュレッド」(各200g入り)を活用している。いずれも動物性原料不使用、乳原料不使用、アレルゲンフリーが特徴。
大塚製薬のグローバル導入製品担当である大本隆介さんは次のように語る。「デイヤフーズは、北米を中心に世界約20カ国で展開しており、日本でも今回の取り組みから“デイヤ”のテスト展開を開始し、市場性を検討している」。
日本国内の代替チーズ市場は2020年(見込み)時に前年比約115%の約55億円(TPCマーケティングリサーチ社調べ)。北米ヴィーガンチーズ市場も同様に伸びている。北米でトップシェアの植物性チーズの登場で、日本での市場も活発化しそうだ。