日本ハム 2023年4月1日に商品規格・価格改定、「アンティエ」「チキンナゲット」など約400品目、「シャウエッセン」は値上げせず販促強化
日本ハムは1月13日、家庭向け商品、業務用商品、冷凍食品の一部で、商品規格変更および納品価格の改定を行うと発表した。改定率は2%~26%、改定日は4月1日から(冷凍食品は3月1日から)。
主な商品では、アンティエ、グルメイドステーキ、チキンナゲットで規格変更、チキチキボーンで価格改定を行う。今回、シャウエッセンは、2022年の価格改定2回(秋は規格変更)を踏まえ、販促を強化していく。
日本ハムでは2022年2月と10月に一部商品で規格変更・価格改定を実施しているが、ハム・ソーセージ、加工食品の主原料や小麦粉などの副資材の高騰に加え、電気やガス、軽油などのエネルギー調達コストの上昇が継続していることから、企業努力ではコスト上昇分を吸収することが極めて困難な状況にあることから、再度、規格変更と価格改定を実施することとなった。
対象商品は、▽家庭向け商品=283品目(ハム・ソーセージ184品目、加工食品99品目)▽業務用商品=107品目▽冷凍食品=35品目。
〈畜産日報2023年1月16日付〉