「お~いお茶」桜パッケージ 日本・海外で同時発売、「未来に残す桜の植樹・保全活動」テーマに鈴木マサル氏がデザイン/伊藤園
伊藤園は1月23日より、緑茶飲料ブランド「お~いお茶」から、春の象徴である「桜」とともに季節を彩る「お~いお茶」桜パッケージを日本と海外(上海・台湾・韓国)で順次発売する。
日本は「お~いお茶 緑茶」「お~いお茶 ほうじ茶」「お~いお茶 玄米茶」の600mlPET製品。海外は「お~いお茶 緑茶」で、上海と台湾は500mlPET製品、韓国は525mlPET製品。
伊藤園は、2015年から毎年春に合わせ、季節限定の「お~いお茶」桜パッケージを展開している。「お~いお茶」と「桜」は、日本の伝統を感じることのできる組み合わせとして好評という。売り場を華やかに彩り、春の訪れを感じさせることから小売店からの評価も高い。
今年の桜パッケージには、世界的テキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏が「未来に残す桜の植樹・保全活動」をテーマに描いた桜のデザインを採用した(1製品につき3パターン)。伊藤園の担当者は、「新デザインの採用により、若い方々が手に取っていただければ」としている。
〈「お~いお茶」CM出演の有村架純さんは東京・浅草寺で桜を植樹〉
また、伊藤園は1月19日、「わたしの街の未来の桜プロジェクト」の一環として、都内有数の桜の名所である「浅草寺」で記念植樹を行った。桜の植樹には、「お~いお茶」のCMに出演している有村架純さんのほか、浅草寺の守山雄順執事長と伊藤園の神谷茂取締役が参加した。
「わたしの街の未来の桜プロジェクト」は、桜パッケージの「お~いお茶 緑茶」「お~いお茶 ほうじ茶」「お~いお茶 玄米茶」の売り上げの一部をもとに、全国の「桜の名所100選」を中心に保全活動や植樹活動をする取り組み。2019年に開始し、これまでに延べ121カ所、累計1178本の桜を植樹してきたとしている。
有村架純さんは「5年目を迎える記念すべきプロジェクトで桜を植えさせていただき光栄です。今年も全国で植樹されるとのことで、満開になる日を心待ちにしています」と話した。