スシロー“全品10%オフ”で応援に感謝、店内・テイクアウトと一部デリバリーで2月17日まで
回転寿司チェーン“スシロー”は2月13日、全品10%オフキャンペーンを開始した。
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2月17日までの平日5日間限定。期間中、「スシローアプリ会員限定5%OFFクーポン」は休止する。
持ち帰り専門店「スシロー To Go」、「京樽・スシロー」は実施対象外。
割引対象の注文は店内飲食と持ち帰り、一部デリバリー。デリバリーでは、スシローの自社デリバリー、スシローの宅配(Delivered with Uber Eats)、出前館による注文を対象とする。出前館ではクーポンコード「スシロー10」を使用した注文を対象とする。デリバリーアプリ「Uber Eats」「menu」「Wolt」は対象外。
スシローでは、利用客による迷惑行為の撮影動画が1月下旬頃からTwitterで拡散されたこと及び一連の報道を受け、「刑事・民事の両面から毅然とした対応を行う」という方針を示すとともに、「レーンでは注文を受けた商品のみ提供する」「テーブルに置いてある食器や調味料の交換を希望する利用客には、ホールスタッフが直接持っていく」「誤ってレーン上の商品に触れてしまう機会などを減らすため、席とレーンの間に透明なアクリル板を順次設置する」など、店舗運営方法の一時変更を実施している。
この状況を背景に、多くのタレントやインフルエンサー、そして一般の利用客の間にも“スシローを救いたい”として飲食を楽しむ動画投稿などの活動が拡大。スシローによると、店頭や電話でも“想像をはるかに超える声援”があったという。
スシローの社内会議では、感謝の気持ちを形にして返せないかとの声があがり、全国の店舗で働く社員の意見を参考に検討、企業理念「うまいすしを、腹一杯。」を提供することが最善との結論に至り、今回の全品10%オフキャンペーン実施を決めたという。
キャンペーン発表にあたり、スシローは「ありがとうございます」と応援への感謝を述べるとともに、「これからも利用客が安心して食事できる環境を目指して改善をしていく」「昨年の景品表示法違反を深く反省し、信頼回復に努める」などとしている。また、商品確保には努めているとしたうえで、予想外の販売終了となるケースを踏まえ、オンラインで公開している各店舗の品切れ情報の活用を呼び掛けている。