ニッスイ フィッシュソーセージ発売70周年 改良を積み重ね進化、たまごフリー・エコクリップ・ラクあけなど
ニッスイの「おさかなのソーセージ」をはじめとするフィッシュソーセージが、2022年で発売70周年を迎えた。同社では、1952年にフィッシュソーセージの本格生産を開始し、これまでに時代や社会、生活の変化に合わせてさまざまな改良を加えてきた。それが長年業界をリードすることにも繋がった。
近年では、卵アレルギーへの対応として卵不使用の「たまごフリー」を2003年から実現。
また、2007年には留め金を使用しない「エコクリップ」採用、2019年にどこからでも、何度でも開封できる「ラクあけ」と利便性を高めるパッケージを採用している。
現在の「おさかなのソーセージ」は、カルシウムの特定保健用食品となっている。これらを実現する背景にも独自の技術開発があった。
2022年は70周年を記念して各種キャンペーンやSNSによる人気料理家によるレシピ企画など実施。70周年記念商品として、発売当時のレシピを再現した「ツナソーセージ」なども発売した。
〈食品産業新聞 2022年12月5日付より〉