宝酒造 希少な国産果実をチューハイに活用、果実農家を支援
宝酒造では生産数量が少なく、希少な国産果実をさまざまな形で缶チューハイに活用し、各地の果実栽培の振興および農家の支援を行っている。
「すみか」では、廃棄されることが多かった果皮などを有効活用し、捨てられるはずだった国産果実も含めて利用することで国産果実農家を支援。
「小笠原島レモン」「安曇ベリー」「湘南ゴールド」など、「ご当地素材」を使用した各地域限定のチューハイ「寶CRAFT」は各地でお土産物としての地位を確立し、「ここでしか買えないご当地需要」を獲得することで地域活性化に貢献。コロナ禍を乗り越え出荷数量も拡大傾向にある。
2022年7月に発売した「FARMERs STORY」は一般流通させるには生産量が少ない希少な果実を使って生産者と共に商品を創出することを目的としており、7月に「Makuake」で発売した「京檸檬サワー」では栽培およびブランド化にゼロから協力している。
〈食品産業新聞 2022年12月5日付より〉