「FOODEX フローズン オブ フューチャー」開催 43社77品から選定、話題性ある商品など受賞 フローズン拡大に期待
新商品やイノベーションをキーワードに、バイヤーと一般消費者らによって選ばれた冷凍食品を表彰する「FOODEX フローズン オブ フューチャー」が、3月7日に展示会「FOODEX JAPAN」の中で行われた。
今回は43社77商品から、評価の高かった18商品がそれぞれ賞を獲得した。今回の受賞商品は、展開内のコーナーで紹介されるほか、「イオン幕張新都心店」でのコーナー展開などを予定する。今回、名称を「FOODEX フローズンアワード」から改め、企画名に「Future」を入れて今後のフローズンフードの発展を祈願し、「FOODEX フローズン オブ フューチャー」として実施された。
エントリーされた商品は77品。審査員100人(食品関連のバイヤーと一般消費者)が、「味」「食べやすさ」「パッケージ・ビジュアル」「オリジナリティ」「ボリューム適正」「口コミ・つぶやき適正」――の6項目から商品を採点している。
今回グランプリを獲得(部門略)したのは、日清食品冷凍「冷凍 日清本麺 ワンタン麺」、イートアンドフーズ「大阪王将 極みの大粒肉餃子」、ハーゲンダッツジャパン「ミニカップ SPOON CRUSH 溢れるベリー バニラ&マカデミア」、テーブルマーク「夏のつるんうどん」、ニチレイフーズ「野菜を食べるピラフ」、フーズパレット「四陸FROZEN 海老のチリソース」の6製品だった。
FOODEX JAPAN の企画委員会の委員長である七尾宣靖氏(イオンリテール常務執行役員食品本部長)は「地域性や健康配慮、特別感など、フローズンの幅広い可能性を感じられた審査だったと聞く。この賞がフローズンフードの普及に寄与すれば」と語った。
FOODEX JAPAN は、3月10日(金)まで開催のアジア最大級の国際食品・飲料展で、コロナ以前の2019年の来場登録者は 8万426人だった。
〈アワード参加企業〉
▽利恵産業▽三菱食品▽味の素冷凍食品▽アスク▽イートアンドフーズ▽極洋▽ケイエス冷凍食品▽テーブルマーク▽ニチレイフーズ▽日清食品冷凍▽日清製粉ウェルナ▽日本水産▽ニップン▽日本ハム冷凍食品▽ノースイ▽ハインツ日本▽マルハニチロ▽ライフフーズ▽森永製菓▽ハーゲンダッツ▽SL Creations(順不同)。
〈冷食日報2023年3月8日付〉