セブンイレブン「八代目儀兵衛」監修ブレンド米使用おにぎり・弁当など順次発売、“ご飯の味”向上へ

セブンイレブン「八代目儀兵衛」監修おにぎり4品
セブンイレブン「八代目儀兵衛」監修おにぎり4品

セブン-イレブン・ジャパンは京都市の老舗米店「八代目儀兵衛」が監修したブレンド米を使用し、おにぎりや弁当に使用するコメの味を向上させる。

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ふるさと納税などで全国のおいしいコメが手軽に手に入り、高性能な炊飯器の登場で、家庭でおいしいご飯が食べられる環境が整ってきたことから、従来より高くなっている顧客の期待値に応えられる商品開発を進める。

まず3月21日に「こだわりおむすび」4品を発売し、4月18日から手巻きおにぎりを全面刷新する。その後、定温弁当、チルド弁当でも、「八代目儀兵衛」監修のブレンド米を使用していく。

「八代目儀兵衛」の特徴は、コメは毎年味が異なるため、産地銘柄で選ばず、毎年時期ごとに食味して仕入れ、単一銘柄ではなく、必ずブレンドして味に奥行きを出していることになる。コメを選ぶ「目利き」、甘さを残してコメに負担をかけない独自の「低温精米」、用途によって最もおいしい配合にする「ブレンド技術」、おいしく炊く「炊飯技術」の4つの技術を磨き、日本のコメをおいしく食べられることを追求してきた。

コメの品種は全国に200種類以上あるが、今回はセブンイレブンが全国の工場で使用している70種類のコメから「八代目儀兵衛」が選び、5%刻みでブレンド比率を変えながら50パターン以上を食味し、「冷めても甘く、粒立ちがよく、一口食べた時の歯触りがよい」(橋本儀兵衛八代目儀兵衛社長)おにぎりに最適なブレンド米を作った。

「八代目儀兵衛」は飲食店などに、メニューに最も合うブレンド米を提供することが主な事業。小規模な取引が多く、全国に2万1000店を有するセブンイレブンのコメを監修するのは、同社にとって初めての取り組みになる。3月15日に都内で行われた記者発表会で橋本社長は、「日本のお米をおいしく食べられる環境づくりにセブンイレブンと共に取り組み、日本人のお米離れをゼロにする」と抱負を語った。

3月21日に発売する「こだわりおむすび」は、「昆布だしで炊いただしむすび」(120円、以下税別価格)、「梅ひじき」(140円)、「牛そぼろ」(150円)、「ちりめん山椒」(150円)の4品。コメのおいしさをより味わえる具材を選び、海苔はなし。

セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 昆布だしで炊いただしむすび」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 昆布だしで炊いただしむすび」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび 梅ひじき」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび 梅ひじき」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび 牛そぼろ」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび 牛そぼろ」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび ちりめん山椒」
セブンイレブン「八代目儀兵衛監修 銀しゃりおむすび ちりめん山椒」

◆京の米老舗 八代目儀兵衛監修おにぎり セブンイレブン公式情報