竹本油脂ごま油100%の天ぷら専用油「天ぷら油咲」発売、銀座の名店「てんぷら近藤」が協力

マルホン胡麻油を展開する竹本油脂(愛知県蒲郡市)は4月20日、ごま油100%の天ぷら専用油「天ぷら油咲 830g」を新発売した。税別2400円。

銀座の名店「てんぷら近藤」の店主･近藤文夫氏の協力のもと商品化。家庭で本格的な天ぷらを楽しめる。ごまの旨味とかすかな芳香が、旬の食材が持つ香りや旨味を引き出す。

商品名の「咲(サク)」は、「笑」の古字でもあり、サクサクと軽い揚げあがりのおいしい天ぷらで食卓に笑顔の花を咲かせたいという思いを込めた。また、「花開く」イメージから、天ぷら文化の永続的な発展を願う思いも込めた。

マルホン胡麻油は、素材の持ち味を生かす味と香りのバランス、油切れの良さ、後味の軽さから、多くの天ぷら専門店、職人に愛用されている。

〈大豆油糧日報2023年4月25日付〉

大豆と油脂・大豆加工食品の動向を伝える日刊専門紙

大豆から作られる食用油や、豆腐、納豆、みそ、しょうゆを始めとした日本の伝統食品は、毎日の食卓に欠かせないものです。「大豆油糧日報」では、発刊からおよそ半世紀にわたり、国内外の原料大豆の需給動向、また大豆加工食品の最新情報を伝え続けております。昨今の大豆を巡る情勢は、世界的な人口増大と経済成長、バイオ燃料の需要増大により、大きな変化を続けております。一方で、大豆に関する健康機能の研究も進み、国際的な関心も集めています。そうした情勢変化を読み解く、業界にとっての道標となることを、「大豆油糧日報」は目指しています。