オンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」提供開始、中高生対象、身近なコーヒーやチョコから持続可能な社会を学ぶ/ネスレ日本
ネスレ日本は5月23日、全国の中学生・高校生を対象としたオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」の提供を開始した。
「ネスレ サステナビリティ プログラム」は、世界最大の食品飲料企業であるネスレの事例を通して、身の回りの課題について考えることができる探究学習教材。コーヒーの「ネスカフェ」やチョコレートの「キットカット」など、日常生活のなかで身近に接する食品や飲料を題材にしている。
映像教材をヒントに、ワークシートを使って生徒一人一人が課題や取り組み方を整理し、グループワークで考えを共有・発表する主体的、協働的な学習を進めていくことができるという。授業で使う映像教材に加えて、教員向けの活用ガイド、学習指導案もセットにしているため、学年ごと、クラスごとにいつでも最適なタイミングで活用できる。構成は以下の通り。
〈1〉ネスレってどんな会社?
〈2〉地球のために、プラスチックごみを減らそう
〈3〉持続可能なコーヒー農業のために、農家さんを支援しよう
〈4〉地域のために、沖縄コーヒーで新たな産業をつくろう。
特徴は、「探究学習」のスタートである“課題を見つける”視点が身に付くこと、個人ワークやグループワークで主体的・協働的な学びを実践できること、コマ数に応じて授業を自由に組み立てられることなど。
ネスレ日本は、持続可能な社会づくりのため、ネスレが行っている活動を題材に、これまでも教育現場に出向いて授業を行うことにより、「探究学習」を支援してきた。ただ、地理的な制約や日程調整などで希望に沿えない場合があることが課題だった。そこで、これまでの知見を活かし、新たにオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」を開発したとしている。
「ネスレ サステナビリティ プログラム」申込概要は以下の通り。
◆申込受付開始:5月23日
◆対象:中学校・高等学校の教育機関関係者
◆費用:無料
◆教材一式:〈1〉映像教材(約20分)〈2〉個人ワークシート〈3〉教員向け活用ガイド〈4〉学習指導案