「渋谷フレンチフェスティバル2023」開催、ワインやチーズ、シャルキュトリ、スイーツなど仏産食品の普及図る
フランス農業・食料省は、東京都渋谷区でフランス原産の食と飲料のイベント「美味しいフランス。シブフレ、シルブプレ!渋谷フレンチフェスティバル2023」(運営:Sopexa Japon)を開催する。9月30日から順次開催。
日本市場でのフランス食品・飲料のさらなる普及促進を目的に2021年から開催されているイベントで、2023年で3回目を迎える。今回はゲストシェフが考案した料理に加え、フランス食品・飲料ブースが並ぶ「ル・マルシェ」のほか、「フレンチビーフ レストランウィーク」「ヴァン・ド・フランス レストランウィーク」「フレンチフェアby 東急グループ」、今回が初開催となるフランス産牛乳製チーズのポップアップイベント「フレンチチーズジャーニー・トゥー・シブヤ」を展開。それぞれ異なるプロモーションを通じてフランス食品・飲料の魅力を発信する。
一連のイベントでは、Interbev(フランス畜産・食肉委員会)」「FICT(フランスシャルキュトリ・ケータリング・食肉加工工業連盟)」ら13団体・企業が参加・協賛している。
8月31日には渋谷区内でプレス発表会が開かれ、Groupe Hopscotch Sopexaのロイック・ブリュノ東アジア代表のあいさつのあと、イベントの概要や「ル・マルシェ」に参加する6人のシェフが紹介された。それによると、メインイベントなる「ル・マルシェ」(開催期間:9月30日~10月1日)は、屋内(渋谷スクランブルスクエア12階「Scene12」)と屋外(渋谷ストリーム前稲荷橋広場)の2つの会場で開催する。
「ル・マルシェ」の屋内会場「ル・マルシェ~ターブル・デ・シェフ」では、FICTのシャルキュトリ(食肉加工品全般の総称)をはじめ、ワイン、シャンパーニュ、チーズのブースが出展されるほか、6人のゲストシェフによるマルシェ限定の料理やデザートが提供される(事前予約・入れ替え制、前売券税込3300円、当日券3960円)。屋外会場の「ル・マルシェ~グランテール」では、テイスト・フランスキッチンカーから、ワインやシャンパーニュなどの飲料、フランスの総菜、チーズ、デザートなどが販売される(入場自由・時間制限なし)。
「フレンチビーフ レストランウィーク」(10月1日~15日)では、東急ホテルズのレストラン合計8店舗が参加し、参加店舗でフランス産牛肉を楽しむことができる。
「ヴァン・ド・フランス レストランウィーク」(10月1日~15日)は、渋谷ストリーム(11店舗)、渋谷ヒカリエ(3店舗)、渋谷マークシティ(5店舗)、東急プラザ渋谷(7店舗)など合計45の参加店舗で、「ヴァン・ド・フランス」のワインがグラスで楽しめる。
「フレンチフェアby 東急グループ」(9月28日~10月15日)では、東急プラザ渋谷、渋谷東急フードショー、プレッセなどでフランス食品・飲料を販売する。
初開催となる「フレンチチーズジャーニー・トゥー・シブヤ」(9月30日~10月1日)は、「FARM TO FORK(農場から食卓へ)」をテーマに、渋谷MODIでフランス産チーズの試食や、フランス産チーズに合うドリンクを販売する。1日5回、フランス産チーズを学べるミニセミナー(予約制)も予定している。
〈畜産日報2023年9月4日付〉