串カツ田中、Antwayと提携し「つくりおき.jp」で家庭料理宅配サービス開始、新事業「ハウスミール事業」展開、工場新設も
串カツ田中ホールディングスは10月20日、子会社の「串カツ田中」が家庭料理宅配サービス「つくりおき.jp」を展開する株式会社Antwayと業務提携契約を締結したと発表した。
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業務提携は、共同販売、共同開発を目的とする。串カツ田中は、店舗運営に加え、新たな事業として「つくりおき.jp」で総菜の製造と配送を担う。新事業名は「ハウスミール事業」。事業の開始は2024年4月を予定している。新事業について串カツ田中ホールディングスは、「新しい収益の柱となると考えている」としている。
Antwayの「つくりおき.jp」は、“調理経験豊富”なシェフと管理栄養士が監修し、専用キッチンで手作りした惣菜を、毎週家庭に冷蔵で届ける宅食サービス。特に、子育て世代や共働き世帯から大きな支持を得ているという。串カツ田中にとっても、これらの層はメインターゲットだとしている。
串カツ田中ホールディングスは、「つくりおき.jp」の事業開始にあたり、工場を新設する。「工場運営を通じて、将来的なセントラルキッチンの導入を目指したノウハウを獲得することにより、現在直面している原材料費、光熱費等の高騰や人手不足によるコスト増加に対応することも可能になると考えている」という。