メープルリーフフーズ社「大麦仕上豚」が6年連続iTi「三ツ星」受賞
日本メープルリーフフーズ(東京都港区)はこのほど、カナダ・アルバータ州のメープルリーフフーズ社レスブリッジ工場で生産する「大麦仕上豚」が、このほどドバイで開かれた「iTi2024」(国際味覚審査機構)で、最上位評価となる「三ツ星」を受賞したと発表した。同ブランドの「三ツ星」受賞は6年連続の快挙となる。
審査は製品を特定するブランド情報やパッケージなどを全て取り除き、200人以上の現役シェフ・ソムリエがブラインド試食テストによって採点する。90点以上を獲得した製品のみが「三ツ星」となる。
日本メープルリーフフーズ社によると、6年連続の三ツ星獲得を受けて、日本のiTi総合代理店のジェットエイト(株)からも、「星を取ること自体が難しいなか、6年連続での三ツ星取得は感嘆すべきこと。常に最高の肉質・味を追求するメープルリーフフーズ社の情熱と執念が引き寄せた結果と認識している。iTi は世界で最も権威のある食味審査をする団体であり、星を取得した食品が今後も日本の食文化のなかで確固たる地位を築かれることを望んでいる」と受賞を称えるメッセージが寄せられたという。
また、メープルリーフフーズ社は、「6年連続での三ツ星受賞は、私たちの豚肉がただおいしいだけではなく、常にそのおいしさを安定して提供できていることへの証明ともなり、大変誇らしく思う。自給自足農家との取組み、大麦・小麦中心の飼料、肉質を重視するかわはぎ方式、これらがトータルとして味のおいしさを引き立てているという点を評価していただいている。どのような環境下でも、常にお客様へおいしさをお届けすることを最優先に社を挙げて全力を尽くす」とし、今後も引続き、北米でも珍しい「かわはぎポーク」の優位性をアピールしていく方針だ。
〈畜産日報2024年1月19日付〉