ロッテ社長交代へ、4月1日付で中島英樹専務が社長就任、既存領域の基盤強化に力を注ぐ、誠実経営を推進
ロッテの社長に、4月1日付で中島英樹専務が就任する。牛膓栄一社長は2期6年の任期満了となる3月31日をもって退任し、特別常任顧問に就く。1日、役員交代発表会に両者そろって出席し、明らかにした。
「既存領域の基盤強化に特に力を注ぎ、主力ブランドを強化するとともに、サステナブルな取り組みを推進する」と中島次期社長。また、「主役は従業員一人ひとり。それぞれが活躍できるよう支援し、働きやすい環境を整備していきたい」とし、当たり前のことをしっかりやっていく“誠実な経営”の推進を強調した。
現在のロッテは2018年4月、旧ロッテ、ロッテ商事、ロッテアイスを統合して設立されたロッテホールディングスの事業会社。
〈略歴〉
中島英樹(なかしま・ひでき)1962年8月14日生まれ、61歳。1987年4月、(株)ロッテ入社。2006年6月ロッテ冷菓執行役員、08年2月銀座コージーコーナー代表取締役(出向)、15年4月ロッテアイス取締役を経て、同年6月ロッテアイス代表取締役就任。18年4月、新生(株)ロッテ常務取締役、22年10月より現職の(株)ロッテ専務取締役執行役員。