丸大食品が新商品発表、パリ2024公式ライセンス商品など、スポーツと食を通じて社会貢献へ、売場の活性化を狙う
〈都内イベントであらびきステーキを使った応援メニューなど紹介〉
丸大食品はこのほど、TEAM JAPANパートナーシップオフィシャルサポーター(ハム・ソーセージ)締結を踏まえたTEAM JAPAN パリ2024公式ライセンス商品などの新商品を紹介した。
都内で開催されたネタマッチ2024年春夏合同記者発表会に参加して行ったもので、ハムソーマーケティング部商品企画課の長野真由子氏、調理加工マーケティング部商品企画課の小高未来氏、同牛嶋萌音氏がそれぞれ概要を説明した。
丸大食品は2024年1月にTEAM JAPAN パートナーシップオフィシャルサポーター(ハム・ソーセージ)を締結したことを発表。2024年に開催されるパリ2024オリンピック競技大会をはじめとした国際大会の舞台で躍動する日本代表選手団を応援する。トップアスリートの姿を通じて、すべての人々の夢や希望に「食」を通じてエールを送り続け社会に貢献することとしている。
丸大食品は1986年から公益社団法人日本オリンピック委員会(JOC)に協賛し、長きにわたって日本のスポーツ振興をサポートしてきた。会場ではTEAM JAPAN パリ2024公式ライセンス商品として、燻製屋シリーズなどの主力商品12品にTEAM JAPANのエンブレムが入ったパッケージで展開していくことを紹介した。
また、たっぷり使えるシリーズ、ロングウインナーでは、TEAMJAPANのエンブレムとともに、丸大食品と縁深いバレーボールのプレー中のシルエットやバレーボール男子日本代表選手画像をパッケージに掲載する。これらの商品はパリ2024オリンピック開催時期に合わせ5月下旬に発売、同時に「丸大食品がんばれ!ニッポン!応援キャンペーン」を実施する。
また、あらびきステーキについて、現在は40歳以上の購入者が多い傾向にあるが、今後若い世代に広げていくとしたうえで、加熱済みで手軽に調理できるためスポーツ観戦にぴったりと紹介した。実際に、応援メニューとして厚切りにしたあらびきステーキをはさんだマフィンを試食で提供した。
丸大食品は、「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。」の長年愛されるキャッチコピーでスポーツへの協賛を続けてきた。スポーツ教室の実施、バレーボール大会への協賛、スポーツイベントでのプロテインスティックの無料配布などを実施している。プロテインスティックは、2023年春の発売から拡販を進めており、スポーツイベントなどでのサンプリングを実施し認知度の拡大を図っている。
一方、若年層を中心に、韓国料理への関心が高まっているなか、同社の人気商品であるスンドゥブ、韓美食堂を紹介した。スンドゥブは、スンドゥブの素シリーズで売上げNo.1で、同社を代表する人気商品(メーカーシェア約55%)。おいしさの秘密は韓国料理によく使用されるにんにくや唐辛子で味をつけた辛味調味料「タデギ」であり、おいしく食べてもらうために「タデギ」を絞り出す旨を改めて明示したパッケージにリニューアルするという。
韓美食堂シリーズについては、「韓美」はおいしい韓国料理という意味が込められており、本場韓国の食堂で食べられるような、おいしい韓国料理を手軽に味わえるシリーズと紹介。現在、参鶏湯、プデチゲ、新商品のソルロンタンと、定番メニューから韓国ならではの本格メニューまで3メニューを展開している。会場では、ソルロンタンの試食を行った。同商品は、牛骨のうまみが溶け出した白濁スープに、にんにくがほのかに香るやさしい味わいに仕上げた、辛さが苦手な人や子どもでも食べやすい韓国料理。会場での試食も盛況だった。
〈畜産日報2024年3月7日付〉