「日高屋」のハイデイ日高、新卒初任給を1万5000円引き上げ、5.5%の賃上げも発表
「熱烈中華食堂日高屋(以下、日高屋)」を運営するハイデイ日高は3月11日、正社員のベースアップ実施と新卒初任給の引き上げを発表した。
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4月1日の給与改定から実施する。賃上げは4年連続となる。
ベースアップは正社員(約900人)を対象に、全体で4%強の賃上げを行う(平均12,311円)。ベースアップと定期昇給を合わせると、全体で5.5%の賃上げ。また、成長分配金(2月29日支給済み)を昇給額に含めた実質的な昇給率は、全体で7%強だという。
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新卒初任給は1万5000円を引き上げ、大卒の場合26万5000円となる。ハイデイ日高は、「新卒初任給の引き上げにより、600店舗体制へ向けた採用力強化を目指します」とする。
ハイデイ日高は1978年に設立し、「日高屋」を中心とした飲食チェーンの展開と経営を行う。店舗数は、449店舗(3月11日現在、フランチャイズ店舗を除く)。2023年6月には、同社の神田正代表取締役会長が、自身の保有株式の一部である約4億円分を、従業員に無償譲渡している。