「ITO WAGYU」を紹介する特設サイトを公開/伊藤ハム米久ホールディングス
伊藤ハム米久ホールディングスは3月29日、同社の輸出専用ブランド和牛「ITO WAGYU」を紹介する特設サイトを公開した。同社は、日本が世界に誇る和牛を世界に広めるため、欧州・米国にあるグループ会社の販売網も活用しながら、「ITO WAGYU」の輸出拡大に取り組んでいる。
「ITO WAGYU」は、同社の協力農場で優秀な肥育成績を見込める血統を交配し、繁殖、育成、肥育の各ステージを通じ、個体1頭1頭の健康状態を見極め大切に育てた国産黒毛和牛。グループ子会社のサンキョーミートで、日本トップクラスの徹底した衛生管理・品質管理体制の下で食肉加工され、世界の48カ国・地域への輸出が可能。「ITO WAGYU」は、黒毛和牛特有のサシが入り、とろけるような口当たりが特長。同社では「ソテーすることで特有の和牛香が食欲をそそる」としている。
特設ホームページでは、農場紹介、工場紹介、商品紹介の各ページを設け、工場紹介では「サンキョーミート有明ビーフプラントに2023年に新設された牛肉加工専用のパックセンターでは、和牛を知り尽くした熟練スタッフがニーズに合わせた日本式カット、スライス、盛り付けを行った“高付加価値ポーションカット製品”を生産している」ことなどを紹介している。また、商品では、ワールド・ステーキ・チャレンジ2023「世界最優秀和牛ステーキ」「アジア地区最優秀ステーキ」を受賞したこと、またサーロイン、リブロース、三角バラなど各部位を紹介している。
〈畜産日報2024年4月1日付〉