イオン、親芋をアップサイクル「冷製親里芋のポタージュ」「親里芋と麹のだし粥」を販売、愛媛県産サトイモを使用、調理に向かず収穫時にほとんどが廃棄される「親芋」を加工して活用
イオンは4月3日から、「トップバリュ 冷製親里芋のポタージュ」を全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約1,600店舗で発売する。
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原料の親里芋の原産地の愛媛県内で展開する「フジ」「マルナカ」「イオン」「イオンスタイル」計82店舗では、4月2日から先行販売を開始した。
「トップバリュ 冷製親里芋のポタージュ」と3月6日に発売した「トップバリュ 親里芋と麹のだし粥」は、国内有数のサトイモ産地である愛媛県産サトイモの親芋を原材料に使用している。一般に流通しているサトイモは「子芋」「孫芋」の部分で、種芋から最初に芽が出て成長した「親芋」部分は、固く調理に不向きであるため、「子芋」「孫芋」を育てるために必要な養分としての役割を終えた後、収穫時にほとんどが廃棄されているという。
〈親里芋をアップサイクル〉
4月3日に発売する「トップバリュ 冷製親里芋のポタージュ」は、200g、税込429.84円。全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約1,600店舗で販売。店舗により取り扱いのない場合がある。
3月6日に発売した「トップバリュ 親里芋と麹のだし粥」は、200g、税込321.84円。全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約3,400店舗で販売。店舗により取り扱いのない場合がある。
トップバリュはサプライヤーの協力を得て、「親芋」に新たな価値を加えてアップサイクルできないかと考え、親芋をおいしく食べられる商品を開発した。風味が強く柔らかい部分を選別し、食べづらい繊維質を取り除き、微細化してスープベースにするなどの加工を施すことで、サトイモのねっとり感と、ジャガイモのような歯ごたえを併せ持つ親芋の特徴を活かした商品となっている。
◆イオンの取組み
イオンは「イオン食品廃棄物削減目標」を2017年に掲げ、食品廃棄物・ロスの削減に取り組んでいる。トップバリュでも、「もったいないをおいしく!」をコンセプトに、取組を加速しているという。