日本アクセス「チン!するレストラン in NAGOYA」開催、300品を超える過去最大級の品揃え、大学生とともに若年層へ冷食の魅力を発信

日本アクセス「チン!するレストラン in NAGOYA」開催
日本アクセス「チン!するレストラン in NAGOYA」開催

日本アクセスは4月13~28日の期間、「チン!するレストラン in NAGOYA」を、グローバルゲート2階(愛知県名古屋市)で開催している。3回目となる今回は、新商品をメインに275種類の冷凍食品・74種類のアイスクリームをそろえた。また、各メーカーが日替わりで商品を調理し提供するライブキッチンスペースや、ご当地メニューを集めた「名古屋めしコーナー」も設置した。電子レンジの台数も30台に拡充し、過去最大級のイベントとして訴求する。

「チン!するレストラン」は、2022年に東京・秋葉原で、23年6月には大阪・梅田でそれぞれ期間限定イベントとして実施してきた。今回の名古屋開催では、イベント前半(4月13~21日)の予約は、おおむね満席となったという。

イベントの狙いなど、審議役東日本営業部門長補佐中部エリア総括の菊池秀弥氏は「普段購入しない商品や買ってみたいけど試しづらい商品を気軽に手に取れるよう、食べ放題の形にしている。新商品も多くそろえており、商品開発に尽力するメーカーの努力を知ってもらう機会にもなれば」と話す。

今回は愛知大学の学生とコラボ企画も実施する。大学生とのコラボ企画は初めてで、学生自らが考えたオリジナルPOPの作成やSNSによる情報拡散などを行い、若年層へ向けて冷凍食品の魅力を発信する。

イベント開催について、大学生たちからは「スーパーにあるものを手に取って食べられる非日常感が魅力」、「普段冷食を購入する機会があまりなかったので、今回のイベントで興味を持った」などの声が上がった。

参加者にもSNS投稿企画を用意しているほか、同社仕入れ担当者によるコトPOPを各コーナーに設置し、参加者に商品の価値と魅力を伝える。

イベントの開催を記念し、12日にはプレスプレビューを開いた。代表取締役社長執行役員CEO服部真也氏らが登壇した。

服部社長
服部社長

冷食市場概況について、服部社長は「23年度は人流回復、物価上昇などを要因にフォローの追い風が吹く年となり、市場は前年比122%と大きな伸長を見せた。売場ではタイパを重視したワンハンド商品や、個食需要に応えるワンプレート商品などが目立った」と説明する。

イベントについては「フローズンアワードの10回目記念として始まっており、冷凍食品やアイスの市場拡大に向け、メーカーや小売店、消費者がともに盛り上げていくための企画だ。冷凍市場は常に進化しており、マーケットインの消費者動向変化にあわせて、協力しながらニーズに応えたい」と語った。

今後の展開について、マーケティング部部長の今津達也氏は「SNSでも『体験してみたい』という声を多くいただいており、今後も開催地域を増やしていずれは全国制覇を目指す。冷凍弁当やめん需要が見込まれる海外への進出なども考えている」明かした。

【開催概要】「チン!するレストラン in NAGOYA」
営業時間:11:00~20:30(毎回90分間の入れ替え制、完全事前予約制)
利用料金:90分制・税込2,000円/人(小学生半額、小学生未満は無料)
予約方法:3月1日から公式サイト内の予約専用サイトにて受付開始(4月22~28日開催分は、4月15日13時から受付)

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近年の冷凍食品をめぐる情勢は、共働き世帯の増加や家族構成の変化、また飲食店や量販店の惣菜売場の多様化によって需要が増加しています。一方で、家庭用冷凍食品の大幅値引セールの常態化はもとより、原料の安定的調達や商品の安全管理、環境問題への対応など課題は少なくありません。冷食日報ではこうした業界をめぐるメーカー、卸、そして量販店、外食・中食といった冷凍食品ユーザーの毎日の動きを分かりやすくお伝えします。

創刊:
昭和47年(1972年)5月
発行:
昭和47年(1972年)5月
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