モンテローザ、酒提供店舗で「飲酒に関する注意事項」の案内表示開始、厚労省「飲酒ガイドライン」に基づき、「20歳未満飲酒」や「飲酒運転」など禁止事項に加え健康配慮の注意記載
「白木屋」「魚民」「笑笑」「山内農場」などを展開するモンテローザは4月26日から、ことし2月に厚労省が公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」の趣旨に基づき、運営する全国の居酒屋業態のタッチパネル式卓上オーダー端末の画面上に「飲酒に関する注意事項」の案内表示を開始する。
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同社は従来から、卓上オーダー端末上で「20歳未満の方の飲酒禁止」と「飲酒運転禁止と運転代行の手配を行う」旨の案内表示をしてきた。厚労省のガイドライン公表を受け、法令が禁止している行為にとどまらず、さらに飲酒する人に向け、健康等に配慮する内容の「飲酒に関する注意事項」の表示を開始する。
〈飲酒に関する注意事項〉
表示の対象は、酒を提供するグループ飲食店の卓上オーダー端末設置全店。難しい表現を避け、イラストで禁止(×)や注意(注)を促す。
表示するのは、〈1〉20歳未満の飲酒 ×〈2〉飲酒運転 ×〈3〉妊娠中の飲酒 注〈4〉授乳期中の飲酒 注〈5〉多量飲酒 注〈6〉イッキ飲み 注〈7〉無理強い 注〈8〉病気療養中の飲酒 注――。
イラストでの表記に合わせて、「お酒は適量をマイペースに食事と一緒に楽しみましょう」と記載する。