「オロナミンC」アフリカに進出、エジプトの健康志向に応える/大塚製薬
大塚製薬は5月8日、エジプト子会社であるアラブ大塚ニュートラシューティカルズ(以下、AON)が炭酸栄養ドリンク「オロナミンCドリンク」(以下、オロナミンC)のエジプトでの販売を開始したと発表した。今回がアフリカ初のオロナミンCの販売となる。
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AONは4月からエジプト国内の一部店舗での販売を開始し、5月から通信販売とともに同国内向けにSNSを中心としたコミュニケーションを展開しているという。オロナミンCはエジプトの国家食品安全庁(NFSA)に、栄養機能を強化した飲料カテゴリーである「Fortify Drink」として登録されている。
オロナミンCは、子どもから大人まで誰でもおいしく飲める炭酸栄養ドリンクとして開発され、1965年に日本で発売された。1985年から中東エリアでの販売を開始しており、現在は10以上の国と地域で販売している。
人口増加が続くエジプトでは、近年健康への意識が高まっており、新たな健康飲料が求められていたという。そこで大塚製薬は、オロナミンCをエジプトで販売するために2023年5月にAONを設立し、健康への新たな選択肢としてオロナミンCを提案することで、エジプトの生活者の元気をサポートするとしている。