「GREEN SPOON」初の試食イベントを渋谷で、商品を知ってもらう場に、限定セットの提供も
野菜をふんだんに使ったスープやおかずなどを展開する「GREEN SPOON」(社名はGreenspoon、東京都渋谷区)は、期間限定のポップアップストアを渋谷スクランブルスクエアの2階「Space 2」で、5月8日から開始した。
会期は5月21日までを予定している。初めて商品を試食できるようにしたほか、来場者限定のスープセットや母の日向けのギフトセットの提案も行う(試食は、週末と一部平日のみの実施)。
「GREEN SPOON」は大きくカットされた野菜を使ったメニューが支持されているブランドで、野菜だけでなく、調味料も自ら選定している。サブスクリプションサービス(定期購入)として展開しており、会員数は約15万人に達した。30~50代の働く女性からの支持が厚いという。最近では、フリーアナウンサーの内田恭子さんとのコラボメニューを投入したほか、初のチルド商品「1DAY ベジタブル/フルーツスムージー」をファミリーマート限定で発売した。
今回のポップアップストアは、ブランド立ち上げから4年目で初めての試食があるイベントだ。ブースは本物の野菜を並べた、海外のファーマーズマーケットのようなデザインに仕上げた。
試食として提供するのは「GREEN SPOON」で人気のポタージュ『King’s Brunch』だ。グラスフェッドバターや豆乳をベースにしたクリーミーなスープに、トマトとイセエビの風味を組み合わせており、大ぶり野菜を絡めて食べるため食べ応えもある一品だ。
他にも、来場者限定のお得なスープセットや、母の日に最適なオリジナルボックスとメッセージカードを添えた「母の日スープギフトセット」も用意する。
今回、ポップアップストアを行うことにした理由について、田邊友則代表取締役CEOは「サブスクリプションがメインのサービスを、一回も食べたことのないのに利用していただくのはハードルが高い。商品を実際に食べていただくことで、商品の良さを知ってもらえる場にしたかった」と話す。
ブランド自体は2020年3月にスタートし、今回が初めて試食のできる場となる。田邊CEOは「食べていただく機会を設けることはずっと意識していたのですが、これまでだと難しかった。コロナ禍が明け、ようやく試食をさせていただけることになった」と語る。
今後については「今回の様子をまずは見てみてだが、実際に食べてみてほしいという気持ちは変わらないと思うので、今後も続けたいという気持ちはある」と述べた。
【ポップアップストア概要】
▽期間:5月8日(水)~5月21日(火)▽場所:渋谷スクランブルスクエア2階▽無料試食イベント開催日時:5月8日、9日、10日、11日、12日、18日、19日。11時~15時。
〈冷食日報2024年5月9日付〉