コメダ珈琲店、冷めにくい新食感コーヒー「とろみコーヒー」発売、コメダブレンドと同じアラビカ種の豆を濃く抽出、飲み込む力が弱まった高齢者でも“むせにくい”
コメダ珈琲店は5月29日、計258店舗で「とろみコーヒー」を発売する。価格は店舗によって異なり、460円~640円(税込)。
飲み込む力が弱まった高齢者が、むせずに安心して飲めるコーヒーとして開発。また、飲み込みに不安のない人でも、とろみのついた新食感コーヒーとして楽しめるという。テイクアウト可能。
〈コメダ珈琲店「とろみコーヒー」概要〉
「とろみコーヒー」は、とろみのついたコーヒー。看板メニュー「コメダブレンド」と同じアラビカ種の豆を濃く抽出しており、“コメダ珈琲店らしいコクと苦みの余韻”を楽しめる。とろみは“なめらかな口あたり”に仕上げ、食道をゆっくり通るためむせにくく、また時間をかけて少しずつ飲んでも冷めにくいという。
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コメダ珈琲店によると、ひとりでも多くの人に、いつまでも安心して飲んでもらえるおいしいコーヒーを届けたいという想いから開発。歯科医師・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士である、朝日大学歯学部の谷口裕重教授が監修し、食品やコーヒー・飲料事業などを展開する石光商事との共同開発により「とろみコーヒー」が誕生した。
高齢化が進む中、飲み込む力が弱くなる高齢者は年々増えている。飲み込む力が弱くなると、サラサラとした飲みものはうまく飲み込めずにむせてしまったり、気管に入って肺炎を起こしたりする危険性もあるという。
コメダ珈琲店は、「むせてしまう経験が重なると飲むことが怖くなる。どんなに好きだったコーヒーも安心して飲めないと思うと、いつの間にか敬遠されコーヒーを卒業してしまう。そんな悲しいコーヒーからの卒業を減らし、ひとりでも多くの方に安心してコーヒーを楽しんでいただきたい」としている。
◆自宅で作れる粉末コーヒーも/「お持ち帰り用 とろみコーヒー」
「とろみコーヒー」を販売する計258店舗は、公式サイト内で確認できる。なお、自宅で作れるコーヒーミックス「お持ち帰り用 とろみコーヒー(15杯分)」も公式オンラインショップなどで取りそろえている。