フレンチシェフ監修のコース5品、冷凍弁当など手掛けるDELIPICKSが発売
冷凍弁当の定期便や冷凍グルメの販売などを手掛けるDELIPICKS(デリピックス、横浜市青葉区)は、フレンチの新メニュー5種を6月20日から8月11日まで販売する。自宅でパリ五輪を楽しみながら、本格的な料理も味わえる商品として提案する。
デリピックスは2018年に創業した企業。20年からは、登録時に8つの質問に答えることで、フレンチシェフが監修した料理を利用者の好みに合わせて届けるサブスクリプションサービス「DELIPICKS サブスクリプション」を運営している。メインターゲットは30~50代の働く女性。約80種の冷凍弁当を販売しており、味だけでなく、おかずだけで1食分の野菜が採れる点や、ご飯の半分をブロッコリーに変更できるサービスなどが支持され、売上も着実に伸長しているようだ。
2024年5月には冷凍グルメの通販サイトを立ち上げた。飲食店などと提携し様残な商品を販売している。通販を通じて、サブスクリプションサービスの利用者拡大にもつなげるという。
今回販売の料理は、『シャルキュトリー盛り合わせ』(税抜2480円)、『パン3種セット』(1350円)、『ハンバーグ自家製赤ワインソース-ヴァンルージュ』(890円)、『大豆ミートを使ったフランス風グラタン‐アッシェ・パルマンティエ‐』(890円)、『マカロン』(1,480円)の5品目を用意した。デリピックスのECサイトでは単品で購入でき、サブスクリプションサービスでも注文できるという。
新メニューは7月26日からパリで開催されるオリンピックに合わせたメニューとして提案する。6日に行われた試食会で、谷澤悠実社長は「自宅でパリの味を楽しみながらスポーツ観戦も楽しめるよう企画した。定期便だけでなく単品でも注文できるようにしており、楽しんでもらえたら」と語った。
〈冷食日報2024年6月11日付〉