エス・ロジックス、食物繊維が豊富な冷凍弁当「健美創菜」を発売
給食提供などを手がけるシダックスグループで、調達・物流機能を担うエス・ロジックスは5月末から、自社開発した冷凍弁当「健美創菜」(けんびそうさい)の販売を開始した。
全15種類のラインアップを揃える「健美創菜」は、ECサイトから購入できる。法人向けには、定期的に「健美創菜」を届けるサービス「オフィス健美創菜」を提供する。エス・ロジックス(株)が専用冷凍庫を設置するため、電子レンジがあれば喫食できる。また、利用者は、QRコードで決済でき、特定のアプリケーションをインストールする必要がない。
「健美創菜」は、食物繊維を多く含み、1食で厚生労働省が定める1日に必要な摂取目標量の半分以上に当たる12g以上が摂取できる。
主菜には、ディーツフードプランニングが開発したこんにゃくとおからから作られた食材「Deats(ディーツ)」を使用。植物由来でありながら肉のような食感が特徴で、「ディーツカツふんわり卵とじ」や「ヤンニョムチキン風」などがある。また、副菜には、米類、藻類、山菜類など、和の食材を取りそろえ、ごはんはこんにゃく入り胚芽押麦ごはんを使用する。
メニューの監修はすべて、シダックスグループの管理栄養士・公認スポーツ栄養士が行い、ボリュームがありながら、主菜・副菜・ごはんを含めて598kcal以内に抑えている。
同社は「2024年度末までに、25種類までラインアップを揃えるとともに、毎年メニューの更新を重ね、将来的には約50種類以上の販売・提供まで拡げる予定だ」とコメントしている。