サーモス初の包丁、真ん中重心・洗いやすさを追求、定番「ファインエッジ」&切れ味長持ち「グランエッジ」全10アイテム発売
ステンレス製の魔法びんなどを製造販売するサーモスは8月21日、サーモス初の包丁を発売する。
包丁は2種類のシリーズで全10アイテムを展開。“定番・使いやすい”を謳う「サーモス ファインエッジ」と、“切れ味長持ち”を特徴とした「サーモス グランエッジ」。それぞれ「三徳包丁」「小三徳包丁」「牛刀」「小牛刀」「ペティナイフ」を取りそろえる。価格帯は2,640円~4,840円(税込・希望小売価格)。
「サーモス ファインエッジ」「サーモス グランエッジ」は、オールステンレスでさびにくいほか、持ち手と刃のつなぎ目がなく洗いやすいのが特徴。また、“包丁の重さの体感”にこだわり、包丁自体の重さを感じにくくするため、包丁の真ん中に重心を設計した。
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〈サーモス初の包丁 開発背景〉
サーモス(THERMOS)は、1904年にドイツで誕生し、2024年に120周年を迎える世界最大の魔法びんブランド。世界で初めてガラス製魔法びんを製品化し、1978年には日本の技術力をもって世界初の「高真空ステンレス製魔法びん」を生み出した。魔法びんのパイオニアとして世界120ヵ国以上で販売されている。
サーモスでは2019年2月から、フライパンや保存容器などのキッチンツールなどを中心としたシリーズ「KITCHEN+(キッチンプラス)」を展開し、“焼く・煮る・保存”といった調理中や調理後のシーンでの製品を販売してきた。今回、サーモスの製品で、一連の調理を楽しく快適にしてもらいたいという想いから、包丁の開発に至ったという。
鋭い切れ味を重視し、日本製ステンレス刃材の中でも品質の高い刃材を採用した。中でも、上位モデル「サーモス グランエッジ(KKBシリーズ)」は、高硬度の材質を使い、複数の製造工程を組み合わせで仕上げることで、切れ味を持続させるとしている。
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また、サーモスは水筒などの製品を開発するうえで、「洗いやすさ」を重視した製品改良を行ってきた。今回の包丁の開発にあたっても“洗いやすい”包丁にこだわっている。加えて「つなぎ目があると汚れが溜まりやすく、溝の部分からさびてしまう」といった包丁の手入れに関する消費者の声から、持ち手と刃が一体構造のオールステンレスにすることで、洗いやすさ・さびにくさを追求した。
サーモスは、「使い勝手の良さにもこだわり、真ん中に重心を設計した。スリムな刃幅で小回りが利き、料理に苦手意識がある方にも非常に使いやすい包丁」としている。