備蓄米のこども食堂・宅食向け無償提供、申請のハードルを緩和/農林水産省
農林水産省は9月2日から、こども食堂・こども宅食向けに無償提供している政府備蓄米の運用を改める。従来は本省と地方農政局・事務所が申請窓口だが、新たに全国51か所の県地域拠点にも窓口を設置する。また、四半期ごとに分けていた受付期間を通年対応へと改善するほか、「交付された備蓄米の在庫が無くなるまで次の申請ができない」というルールを撤廃する(ただし使用前後に報告が必要)などして、利用拡大を図る狙いだ。
〈米麦日報2024年9月2日付〉