ダノン、ヨーグルトの賞味期限を42日間へ延長、「オイコス」「ダノン ビオ」など国内製造の全ブランドが対象
ダノンジャパンは10月21日、ヨーグルト製品の賞味期限を延長すると発表した。
対象は「ダノン ビオ」「オイコス」など、国内で製造している全ブランドのヨーグルト。賞味期限は、従来の従来の33日間・39日間から、延長後は42日間となる。
2025年1月中旬出荷分から、賞味期限を延長した製品の出荷を開始し、2月1日出荷分から完全切り替え。食品ロス削減の一環として実施するとしている。
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〈ダノン、国内製造の賞味期限を延長〉
ダノンジャパンによると、国内で製造しているダノンの全ブランドのヨーグルト製品は、従来から、一般的なヨーグルトよりも長めの賞味期限を設定していた。これは、時間が経っても酸っぱくなり過ぎず、まろやかな酸味を保つことができるダノン独自の乳酸菌を選び、時間の経過につれて増加する、乳清(「ホエイ」とも呼ばれるヨーグルトの上にたまる水分)やフルーツの色の変化などを抑える工夫など、厳格な製造プロセスや品質管理を行っているためだとしている。
今回、食品ロス削減の推進にむけた農林水産省の呼びかけを受け、賞味期限の延長を保証するための試験を実施し、延長しても安全・品質に問題ないことを確認できたとする。なお、原材料表示などの変更はない。
賞味期限延長の対象ブランドは以下の通り。
◆ダノン ビオ【従来33日間→延長後42日間】
◆ダノン オイコス【従来39日間→延長後42日間】
◆ダノンヨーグルト(プレーン)【従来39日間→延長後42日間】
◆ダノンヨーグルト(フルーツ)【従来33日間→延長後42日間】
◆ベビーダノン【従来33日間→延長後42日間】
◆プチダノン【従来33日間→延長後42日間】
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上記の賞味期限延長は、いずれも現行品に関する計画となっている。
ダノンは1980年に「味の素ダノン株式会社」として日本市場に初めて参入し、1992年に「カルピス味の素ダノン株式会社」を設立した。2007年に100%子会社としてダノン傘下に入り、社名を「ダノンジャパン株式会社」に改めた。ダノンの日本法人であるダノンジャパン株式会社は、チルド乳製品の「ダノン ビオ」「ダノン オイコス」「ダノンヨーグルト」「ベビーダノン」「プチダノン」、そして植物性食品(オーツミルク)の「アルプロ」を提供している。