ファミリーマート、2024年クリスマスは「アレンジクリスマス」、物価高で節約志向が強い中、自分らしく組み合わせ出来るよう全68種類の豊富なラインアップを展開、調査では「自宅で過ごす」が多数

ファミリーマート クリスマス商品展開
ファミリーマート クリスマス商品展開

ファミリーマートは11月8日、ファミリーマートのクリスマス商品戦略を発表した。

ファミリーマート 調査結果 グラフ「今年のクリスマスをどう過ごす?」
ファミリーマート 調査結果 グラフ「今年のクリスマスをどう過ごす?」

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同社は、10月に全国の15~59歳男女約30,000人を対象に「クリスマスに関する意識調査」を実施し、クリスマスの過ごし方の傾向を調べた。5年ぶりの平日となる2024年のクリスマスをどう過ごすかとの質問には、「普段と変わらずに過ごす」が54.5%と最も多く、次いで多かったのは、「自宅でクリスマスディナーを食べる」22.0%。物価高や平日などの状況から、「自宅で過ごす」人が多いことが分かったという。

〈ファミリマートは「アレンジクリスマス」を提案〉

こうした傾向を踏まえ、ファミリーマートでは、自分らしく組み合わせができる「アレンジクリスマス」を提案するという。初登場商品を含む、全68種類の豊富なラインアップから選べることで、自分らしいクリスマスを過ごせる「おトクに、手軽に、おいしく揃う」楽しみ方ができるとしている。

11月8日に実施した「ファミリーマート クリスマス発表会・試食会」では、今年のクリスマスの過ごし方に対応した実際の商品の組み合わせなどを展示したという。

ファミリーマート 「アレンジクリスマス」
ファミリーマート 「アレンジクリスマス」

〈2024年ファミリーマート クリスマス〉

ファミリーマートは、2024年のクリスマスに向け全68種類の豊富なラインアップの商品を取りそろえる。

ファミリーマート 「クリスマス」
ファミリーマート 「クリスマス」

主役のクリスマスケーキは、サクサクのパイ生地が魅力の「ミルフィーユ・シャンティ」「ショコラ・ミルフィーユ」などファミリーマートオリジナルケーキや、「パティスリー ルージュ・ブランシュ」監修「ガトーブランシュ」や、ファミリーマートで初登場の「Afternoon Tea」監修のケーキなどを展開する。

さらに、人気キャラクターとのコラボケーキでは、毎年大好評の「すみっコぐらし」「mofusand」に加えて、初めて「トムとジェリー」のケーキが登場。

そのほか、アイスケーキや、チキン、オードブル、ペットケーキまで、全68種類の多彩なメニューで特別な日を彩り、「おいしいクリスマス」を届けるとしている。

◆予約・受渡

店頭での予約とファミペイWEB予約は、現在受付中で締め切りは12月20日午前9時。

受渡期間は、12月20日から12月25日まで。

賞品・地域により、予約受付期間、受渡期間が異なる。商品により一部取り扱いのない地域・店舗がある。詳細はカタログを参照。

◆早期予約特典・購入特典

12月1日午前9時までの早期予約期間に対象のケーキをご予約すると、割引金額で購入できる。また、早期予約期間に「ファミペイWEB予約」で対象のケーキ・チキンセットを予約し、購入時にファミペイ提示をすると、後日ファミマポイントがもらえる。

購入特典として、対象のチキン・フードを購入すると、商品お受取り時に1品につき1枚、対象の2Lドリンクいずれか1本に使える無料引換券がもらえる。発券期間は12月20日午前0時から12月25日午後11時59分。利用期間は12月20日午前7時から。

クリスマスチキンセールも12月20日から25日まで実施する。期間中に対象のチキンを2個買うごとに合計金額(税込)から30円引きされる。

〈「クリスマスに関する意識調査」結果〉

ファミリーマートが実施した「クリスマスに関する意識調査」の結果概要は以下の通り。

調査期間は10月18日から10月23日。全国の15歳から69歳の男女。インターネットリサーチ。サンプル数は3万260。ファミリーマートに関する調査は、「過去3年以内にファミリーマートでクリスマスに食べる食品を予約した人」サンプル数401。

実施機関は株式会社オノフ。

◆過去一番「物価高」なクリスマス、使う金額に「影響ある」人が約68%

過去一番物価高なクリスマスを迎えるにあたり、「昨年と比べて、今年のクリスマスで使う金額には物価高の影響があると思うか」という質問に対して、全体の約68%が「影響がある」と回答。「影響がある」と答えた人には、「どのように影響をするか」質問をしたところ、「外出を控えて家でクリスマスを祝う(38.0%)」、「クリスマスの食品にかけるお金を節約する(30.2%)」など、節約の工夫をする傾向があることがわかったという。

ファミリーマート 調査結果 グラフ「物価高の影響」
ファミリーマート 調査結果 グラフ「物価高の影響」

クリスマスの飲食にかける予算については、外出派は過半数が5,000円以上と回答した一方、自宅派は約6割が5,000円未満と、自宅派の方が支出を控える傾向だった。

ファミリーマート 調査結果 グラフ「飲食にかける予算・外食派 自宅派」
ファミリーマート 調査結果 グラフ「飲食にかける予算・外食派 自宅派」

◆5年ぶりの平日クリスマスは「自宅で過ごす」「タイパ重視でおいしいものが食べたい」人が多い傾向

2024年のクリスマスならではの特徴として、5年ぶりにクリスマスイブ・当日ともに平日となる。「今年のクリスマスをどのように過ごしたいと思いますか。」との質問に対して、「普段と変わらずに過ごす(54.5%)」に次いで多かったのは、「自宅でクリスマスディナーを食べる(22.0%)」。物価高や平日ということもあり、「自宅で過ごす」人が多い傾向ということがわかったという。

ファミリーマート 調査結果 グラフ「今年のクリスマスをどう過ごす?」
ファミリーマート 調査結果 グラフ「今年のクリスマスをどう過ごす?」

また、自宅でクリスマスディナーを食べると答えた人に対して「クリスマスの食事で、お惣菜やテイクアウト・宅配を活用した/また活用する予定はあるか」という質問をしたところ、「近くの店でお惣菜やテイクアウトを活用する(62.7%)」と答えた人が最も多く、「すべて手作りで準備する(31.6%)」「宅配を活用する(4.9%)」と続いた。

テイクアウトを活用する理由については、「自分で作れないものを食べたいから(54.7%)」「料理するのが面倒だから(39.7%)」「クオリティの高いものが売っているから(33.6%)」などが多く、タイムパフォーマンスを重視しながら、おいしいものを食べたいという傾向がある。

ファミリーマート 調査結果 グラフ「クリスマスの食事で総菜・テイクアウトを使ったことは」
ファミリーマート 調査結果 グラフ「クリスマスの食事で総菜・テイクアウトを使ったことは」

◆ファミリーマートのクリスマスが選ばれるのは、「おいしい」「本格的だから」、満足度は87.5%

過去3年以内にファミリーマートでクリスマスに食べるための食品を予約した人に、「ファミリーマートのクリスマス用の食品の「予約・購入・商品評価」含め、全体的にどの程度満足していますか。」という質問をしたところ、全体の87.5%から「満足している」と回答を得た。

理由については、「おいしいから(59.3%)」が最も高く、続いて、「本格的だから(37.0%)」といった、おいしさの満足度が高く、「価格が手頃だから(32.5%)」「コストパフォーマンスが高いから(27.1%)」といった価格面での満足度を超える結果となった。

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食品産業新聞

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
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