メープルリーフフーズ社、「大麦仕上豚」が7年連続でiTi「三ツ星」

メープルリーフフーズ社、「大麦仕上豚」が7年連続でiTi「三ツ星」

〈最高位称号の「ダイヤモンド・テイスト賞」を最短7年で受賞の快挙〉

日本メープルリーフフーズ(東京都港区)はこのほど、カナダ・アルバータ州のメープルリーフフーズ社レスブリッジ工場で生産する「大麦仕上豚」が、今月ドバイで開かれた「iTi2025」(国際味覚審査機構)で、最上位評価となる「三ツ星」を受賞したと発表した。同ブランドの「三ツ星」受賞は7年連続となり、さらに最高位称号の「ダイヤモンド・テイスト賞」を受賞した。ダイヤモンド・テイスト賞は過去10年間のうち7年間で「三ツ星」を取得すると与えられるもので、7年連続の「三ツ星」受賞によって最短で受賞する快挙となった。

審査は製品を特定するブランド情報やパッケージなどを全て取り除き、200人以上の現役シェフ・ソムリエがブラインド試食テストによって採点する。90点以上を獲得した製品のみが「三ツ星」となる。この狭き門のなか、7年連続で「三ツ星」を獲得したことについて、メープルリーフフーズ社は、「4年ほど前から始まった飼料コスト高・肥育コスト高という環境のなかで、あえて、我々は飼料のダウングレード化、母豚・種豚の見直しという流れを追わなかった。

コストアップにつながったとしても、愚直においしい豚肉生産を求めていったことが、この7年連続の受賞につながっていったと考えている」としたうえで、「すべては、おいしいと言っていただける消費者のために、これからも自給自足農家との取組み、大麦小麦中心の飼料、肉質を重視するかわはぎ方式を継続していくつもりだ」と意気込みを語っている。同社は今後も引続き、北米でも珍しい「かわはぎポーク」の味・肉質の優位性をアピールしていく方針だ。

〈畜産日報 2025年1月9日付〉

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