「ネスカフェ ゴールドブレンド」値上げ、生豆相場の高騰と円安で、対象7品の改定率は17~25%/ネスレ日本
ネスレ日本は、4月1日納品分から「ネスカフェ ゴールドブレンド」など7品の価格改定を実施する。価格改定率は約17%~25%。1月30日に発表した。
主な製品では、「ネスカフェ ゴールドブレンド」と「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」で、それぞれ80g製品が従来の1114円から1395円に、120g製品が従来の1641円から1920円になる。また、「ネスカフェ ゴールドブレンド 香り華やぐ」80g製品も従来の1114円から1395円になる。価格はいずれも税込。
国際コーヒー相場は2024年12月、アラビカ種で47年ぶりの高値となり、ロブスタ種も大幅に上昇。2025年1月に入ってからも上昇が続いている。
ネスレ日本は価格改定の背景について、長期的な円安傾向に加えて、コーヒー豆の高騰が続く中、可能な限りのコスト削減に取り組み、対応してきたものの、企業努力で吸収することが困難な状況であるため価格改定を実施することにしたとしている。
ネスレ日本は、「今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品をお届けしてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます」などとしている。