ポッカサッポロ、「加賀棒ほうじ茶」の売上一部を石川県に寄付、地域振興を支援
ポッカサッポロフード&ビバレッジは1月30日、石川県の地域振興を支援するため、同社が展開している「加賀棒ほうじ茶」の2024年度の売上の一部を寄付した。
これは、石川県の馳浩知事を1月30日に表敬訪問し、「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」および「いしかわ里山復興ファンド」に各150万円(合計300万円)を贈呈したもの。
馳知事は、「大変な状況ではあるが、ポッカサッポロ社や消費者の皆様の思いが被災地の復旧復興に間違いなくつながると思っている。改めて感謝を申し上げたい」と話した。
同社の「加賀棒ほうじ茶」は今年で発売10周年。茶の“茎”の部分のみを使用し、伝統的な焙煎方法で仕上げた金沢発祥の香り高いほうじ茶で、発売にあたっては希少な製法や伝統、素材の認知を全国に広めたいという思いがあったという。
2021年からは「千里浜再生プロジェクト」にポッカサッポロフード&ビバレッジは協賛企業として参加しており、北陸エリアでの同商品の売上の一部寄付に加え、同社社員による千里浜海岸清掃などの活動を行ってきた。
同社マーケティング本部の簗瀬尊弘本部長は、「“加賀棒ほうじ茶”は2015年に発売し、今年で発売から10年となる。世の中に広く知られていない素材や伝統の発信や産地の方々を応援する活動は非常に重要だと思っており、今後も継続していく」と語った。