消費者の健康課題に貢献/大塚食品「マイサイズ」シリーズ【食品産業技術功労賞】

第54回食品産業技術功労賞 商品・技術部門受賞
第54回食品産業技術功労賞 商品・技術部門受賞

大塚食品の「マイサイズ」は、100kcalのレトルト食品を中心に幅広くメニューを展開。カロリーを分かりやすく表示するだけでなく、塩分2g以下の設計でおいしくカロリー・塩分コントロールできる。2024年1月は「マイサイズ プラスサポート」(6品)を発売。カロリーに加え、「塩分1g」「たんぱく質10g」「糖質5g」など気になる栄養成分量を表記している。

ラインアップは、「マイサイズ」で13品(欧風カレー、キーマカレー、ハヤシ、親子丼、中華丼、マンナンごはんなど)。「マイサイズ プラスサポート」は6品(塩分1gシリーズのビーフカレーと親子丼、たんぱく質10gシリーズのキーマカレーとバターチキンカレーなど)。

2008年に始まった特定健康診査で、カロリーへの意識が高まった。同商品は2010年の発売当時から「食事にもサイズがあっていい」のコンセプトを掲げ、「100kcal」という“食事のサイズ”を提示したシリーズを開発。箱ごとレンジ調理に加え、マンナンごはんは、フィルムをはがし、パックごとレンジ調理、トレーにマイサイズソースをかけるだけで、そのままお皿代わりになる。

「食品産業技術功労賞」は、食品産業新聞社が1971年から実施する顕彰事業。食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰するもの。部門は、「商品・技術部門」「資材・機器・システム部門」「マーケティング部門」「サステナビリティ部門」「国際部門」「地域創生部門」の6つがある(2024年時点)。

「第54回 食品産業技術功労賞審査」の選考委員(敬称略)

▽一般財団法人食品産業センター理事長 荒川隆
▽国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門所長 髙橋清也
▽国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事国立健康・栄養研究所所長 瀧本秀美
▽独立行政法人酒類総合研究所理事長 福田央
▽独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)農林水産・食品部長 森下興
▽日本チェーンストア協会専務理事 牧野剛
▽食品産業新聞社代表取締役社長 馬上直樹

〈食品産業新聞 2024年12月2日付より〉

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=税込15,811円、6ヵ月=税込30,305円、1年=税込57,974円