ペットボトルでフラッペ?「クラフトボス」が“凍らせて飲む” 「凍らせてラテ・フラッペ」新提案/サントリー食品

サントリー食品インターナショナルは4月8日、「クラフトボス」コーヒーシリーズとして初めて、凍らせて楽しむフラッペタイプの新商品「クラフトボス 凍らせてラテ・フラッペ」(440mlPET、税別220円)を発売する。3月25日に発表した。凍らせてから飲む“デザート感覚”の新提案で、「クラフトボス」が新たな楽しみ方を打ち出す。
同商品は冷凍庫で凍らせてから、周りが溶け始めたタイミングでボトルをシェイクすることで、シャリシャリとしたフラッペ特有の食感と、ラテの甘さが手軽に楽しめる点が特徴。ペットボトル入りで再栓可能なため、家庭や職場などでも“ご褒美感”のある一杯を気軽に味わえる。

飲み方の流れは、「冷凍庫で凍らせる → 周囲が少し溶けたらシェイク → “シャカシャカ”音がしたら飲み頃」とシンプルで、直感的に楽しめる設計になっている。
同社は「より手軽に、便利に、フラッペを楽しんでほしい」という開発の想いのもと、中味設計を工夫。通常の飲料に比べて凍結温度を低く設定することで、冷凍庫で凍らせやすく、解凍時にはなめらかなシャーベット状の仕上がりになり、飲み始めから終わりまで味わいが均一になるよう調整されている。振ることで中身が混ざり、最後までなめらかな口当たりを保つという。
パッケージには、グラスに注いだようなシズル感のあるデザインを採用。甘く涼しげなフラッペの味わいを視覚的にも想起できるよう工夫されている。
「クラフトボス」ブランドはこれまで、“働く人”に向けたペットボトルコーヒーとして拡大してきた。今回のフラッペは、“甘さ”と“冷たさ”を両立させた新しいポジションの商品。多様な働き方や生活スタイルに寄り添うブランドとして、今後も新たな選択肢を提案していく考えだ。
これまで冷凍して楽しむペットボトル飲料は、主に止渇飲料のスポーツドリンクやフレーバーウォーター、茶系飲料などが多かった。今回、嗜好系のコーヒーカテゴリーから新たな提案がなされたことにより、他社の動向にも注目が集まりそうだ。