GW前から始める“汗の準備”、「ポカリスエット」が提案する親子の夏支度、「暑熱順化」を楽しく実践/大塚製薬

大塚製薬は4月20日、屋内アスレチック施設「トンデミ平和島」(東京都大田区)で、親子向けの啓発イベント「ポカリスエット 親子で夏支度(なつじたく)イベント」を開催した。
“汗の飲料”をコンセプトとしている「ポカリスエット」ブランドが、夏本番を前に4月から“暑熱順化”の重要性を発信する取り組みの一環として行われたもの。当日は子どもたちがトランポリンなどで跳ね回り、大人も一緒に汗を流す姿が見られた。汗をかいた親子に「ポカリスエット」をサンプリングでプレゼントし、体の「夏支度」に楽しく取り組む機会を提供した。
今回のイベントは、年々猛暑の訪れが早まる中で、熱中症対策のカギとなる「暑熱順化」の実践を家庭でも広げるねらいで企画され、暑熱順化に親しみを持ってもらうために、暑熱順化を体の夏支度という言葉で表現している。消防庁によれば2024年は5月から9月にかけて過去最高の97,578人(前年比6111人)が熱中症で緊急搬送、ゴールデンウィーク期間中(4月29日~5月5日)にも688人が搬送されたという。今年も4月中旬から全国的に夏日が続いており、早期対策の必要性が高まっている。

大塚製薬で「ポカリスエット」ブランドを担当する岩﨑央弥さんは、「夏が本格化する前に、親子で汗をかくことの大切さに気づき、楽しく体の“夏支度”を始めてほしいという思いから企画しました」と語る。
さらに、「子どもたちだけでなく、親御さん自身にも『汗をかくのは大事だな』と実感してもらえたら嬉しいです。親子での行動変容を促す場として、子どもも大人も一緒に体を動かしながら楽しめる施設を選びました」と話した。

イベントでは、夏に向けた目標や習慣づくりをサポートする「なつじたくカレンダー」も配布された。子どもが「この夏にやりたいこと」を自由に書き込み、その実現に向けた日々の行動をカレンダーに落とし込むもので、親子のコミュニケーションのきっかけにもなる。
岩﨑さんは、「“暑熱順化しましょう”と言っても、なかなか実行に結びつかないかもしれません。だからこそ、遊びや目標と結びつけて、自然に暑さへの準備を始めてもらえるように設計しました」と意図を語った。
同社では、この“なつじたくカレンダー”を無料でダウンロードできる特設サイトや、なつじたくカレンダーを活用した親子のリアルな声を届けるYouTube動画などを公開し、家庭での“夏支度”を後押ししている。
「ポカリスエット」はスポーツ時の飲用にとどまらず、家庭内外での日常的な水分・電解質補給にも適していることを訴求している。ラインアップは、500mlをはじめ、一人での使用や家族でも分け合うことができる「ポカリスエット」900mlサイズ、甘さ控えめでスッキリとした後味の「ポカリスエット イオンウォーター」、凍らせるとスラリー状(液体と細かい氷の混合物)になり、建築現場や消防隊でも活用されている「ポカリスエット アイススラリー」などさまざまなアイテムを展開している。
岩﨑さんは、「どんなときでも、体をみずみずしく保つことが重要です。ブランド全体で生活者の健康を支えていきます」と話す。
今年も平均気温の上昇が予想される。「ポカリスエット」は、暑くなる前の“汗の準備”を後押しし、今年も暮らしに寄り添う存在であり続けることを目指している。
熱中症対策としての“夏支度”が学べる特設サイト(大塚製薬)