“ストレスと苦味”コンセプト 原宿に「癒しの宇治抹茶カフェ」―ネスレ日本
ネスレ日本は11月30日から12月10日まで、東京都渋谷区のネスカフェ原宿で、ストレスの度合いにより、苦味の異なるおすすめメニューを提供する「ネスレ 癒しの宇治抹茶カフェ」をオープンしている。
同社が11月10~12日、20~50代の男女1030人を対象に実施したインターネット調査によると、「日頃、ストレスを感じている」人は全体の96・2%。また、ストレスが溜まったときに苦いものを求める人は、ストレスレベルが高い傾向があった。
そこで同社は“ストレスと苦味”をコンセプトにしたカフェを限定オープン。入店時にスマホアプリで“1NIGA”から“10NIGA”までの10段階でストレス度を判定し、結果に応じた苦味の特製スイーツ「泡抹茶フォンドゥ」と、「ネスカフェ ドルチェ グスト」で抽出した抹茶メニュー、「キットカット」の抹茶製品のセットを300円で提供している。
11月29日に開催したオープニングイベントには、ゲストとしてタレントのダレノガレ明美さんが登場。ストレス判定の結果は“8NIGA”で、「泡抹茶フォンドゥ」を試食し、「苦味の後から甘味がきてすごくおいしい」などとコメントした。
ネスレ日本コンフェクショナリー事業本部の槇亮次マーケティング部長は、「当社は抹茶をコーヒー・チョコレートに次ぐ第3の柱として展開している。多様な健康価値を提案していきたい」と述べた。
〈食品産業新聞2017年12月7日付より〉