「ほっとレモン」に“保温ラベル”採用、温かさを長く保てる設計/アサヒ飲料
アサヒ飲料は9月25日、「ほっとレモン」(280mlPET、325mlPET)の中味とパッケージをリニューアルし、325mlPETの容器に業界初の“保温ラベル”を採用する。
「ほっとレモン」は、レモンのほどよい酸味とはちみつのやさしい甘さが味わえる、ホットレモネードのロングセラーブランド。今回のリニューアルでは、やさしい甘ずっぱさはそのままに、温度が下がると失われる華やかな香りを強化し、冷めてもおいしい味わいにする。
さらに、325mlPETでは、“保温ラベル”を新たに採用することで、「時間が経つと冷めてしまう」という「ホット飲料最大のニーズ充足」を図る。また、パッケージには温かさを感じられるよう赤みの強い色彩を用い、ボトルには温かさがより伝わる新設計の容器を採用することで、「見た目でも触っても温かさが感じられるデザイン」に仕上げている。
同社によると、“保温ラベル”は微小な空孔を有した熱伝導率の低い多孔質ポリプロピレンに着目し、断熱素材を活用して開発したもの。55℃の商品を20分間、10℃に置いて比較した場合、従来品と比較して「液温を2℃高く保てる」という。新採用したラベルとボトル(特許申請中)は、包装分野における国内最大のコンテスト「2018年日本パッケージングコンテスト」の「飲料包装部門賞」で入賞している。
“保温ラベル”と通常ラベルの比較/アサヒ飲料、18年1月調べ