「ネスカフェ 睡眠カフェ」を東京・大井町に常設、コーヒーが睡眠負債問題にできること/ネスレ日本

「ネスカフェ 睡眠カフェ」イメージ
ネスレ日本は、「ネスカフェ 睡眠カフェ」を3月6日より東京・大井町にオープンし、常時営業を開始する。

「睡眠カフェ」は、コーヒーを飲んで仮眠をとれる体験型カフェ。日本人の睡眠不足や睡眠負債などの社会課題に同社が着目し、2017年からこれまで3回期間限定で実施したところ好評を得たため、常時営業に踏み切った。営業時間は9時~18時で、大井町で働くビジネスパーソンや観光客、地域の人たちが、日中に理想的な仮眠や良質な夜の睡眠を疑似体験できる場を目指すという。

コースは、「ナップコース」と「睡眠コース」の2つ。「ナップコース」では、仮眠前にカフェインを含む「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」が1杯提供され、レザーリクライニングチェアで仮眠ができる。これは、仮眠から目覚めた後のパフォーマンス維持のために、あえて入眠前にコーヒーを飲んでから寝る手法の「コーヒーナップ」を体験できるもの。

「睡眠コース」は、カフェインをカットした「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー カフェインレス 無糖」を1杯提供し、ベッドかリクライニングチェアを選んで利用し、起床後にカフェインを含む「同 コク深め ボトルコーヒー 無糖」を提供することで、快適な寝起きを体験してもらうもの。

同社担当者は、「睡眠コース」について、「睡眠前にコーヒーを飲むことは安眠を妨げると思われがちですが、カフェインレスコーヒーであればカフェインをほとんど含まないので眠りの質を保つことが期待できます。また、起床、カフェインを含むコーヒーで寝起きの体をリフレッシュさせます」としている。

同カフェでは、好みの固さを選べるフランスベッドのマットレスと枕のほか、照明には、シーンに応じてスマートフォンで色や明るさを自由にカスタマイズできるIoT照明(フィリップス Hue)を設置。また、ハイレゾ音源の森や川の自然音で眠りを誘う安眠ミュージックのほか、仮眠や睡眠時の脳波をリアルタイムでモニタリングし、起床後に睡眠の質が計測できる睡眠計測アイマスクを用意している。

【ネスカフェ 睡眠カフェの概要】
▽場所
=東京都品川区大井1-7-7K-2ビル5階(JR大井町駅から徒歩3分)
▽営業時間=9時~18時(最終受付17時30分)
▽席数=ベッド6台、レザーリクライニングチェア4つ
▽コース内容=〈1〉ナップコース 30分の仮眠体験+コーヒー1杯(750円)、〈2〉睡眠コース60分+コーヒー2杯(1500円)、〈3〉同90分+コーヒー2杯(2480円)、〈4〉同120分+コーヒー2杯(3300円)〈5〉同180分+同(4950円)。いずれも税別。
▽予約=3月1日10時から同店サイトで受付開始(3月6日のみ14時30分から営業)。