スターバックスのチルドカップ「コールドブリュー」発売、ミニチュアアートで世界観を表現

ジオラマアニメーター・MOZUさんの作品(右端は一筆書きのカップ)
〈「手間暇をかける」が共通点〉
スターバックス・コーポレーションと、サントリー食品インターナショナルは、スターバックスのチルドカップシリーズより「スターバックス コールドブリュー コーヒー」(200mlカップ、税別219円)を5月14日から全国のコンビニエンスストアで期間限定発売する。コールドブリューとは、水でじっくり抽出したコーヒー。スターバックスは、2017年から国内の店舗で“コールドブリュー”を展開しているが、同社がRTD製品で展開するのは日本で初めて。

※RTD=Ready to Drink=フタを開ければそのまま飲める飲料

発売前日の5月13日には、一足早く「スターバックス コールドブリュー コーヒー」を楽しめる体験型アートイベントを、東京・代官山(渋谷区)のDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYで開催。会場には、ジオラマアーティストのMOZUさんが制作した「スターバックス コールドブリュー コーヒー」にまつわるストーリーを表現したミニチュアアートを、1日限定で展示している(13日13時~20時30分まで〈20時最終入場〉)。

チルドカップの「スターバックス コールドブリュー コーヒー」

チルドカップの「スターバックス コールドブリュー コーヒー」

今回の体験型イベントのねらいについて、スターバックス・トレーディング合同会社の川口成美ブランドマネージャーは、「通常のアイスコーヒーは、お湯で抽出し、それを急速に冷やします。一方、“コールドブリュー”は水でじっくり抽出するのでとても時間がかかります。そのため、苦味や酸味などを抑え、すっきりとした後味、なめらかな舌触りを実現することができます。MOZUさんのミニチュアアートの作品は、緻密に丁寧に表現されているので、新製品のコンセプトに合っていると考えました」と話した。
 
ジオラマアニメーターのMOZUさんは、「“コールドブリュー”は手間暇がかかっているので、私も同じように手間暇をかけて制作しました。1番上の階は、厳選された豆を収穫しているシーンを、その下の階は焙煎しているところ、さらにその下ではコーヒーを抽出しています。それが商品となり、反対側にある店舗で提供されています」と語った。

川口マネージャー(左)、MOZUさん(右)

川口マネージャー(左)、MOZUさん(右)

なお、今回のミニチュアアートは今後、WEBでも公開する予定という。